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ラグビー コラム 2023年9月8日

初の決勝トーナメント進出をにらむイタリアに、初勝利目指すナミビアが挑む。ラグビーワールドカップ2023プールAプレビュー。

ラグビーレポート by 直江 光信
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イタリア スターティングメンバー

キックオフ2日前の9月7日に発表された試合登録メンバーを見ると、先発15人の総キャップ数は461で、前回の2019年大会を経験しているのはダニーロ・フィチェッティとシモーネ・フェラーリの両PRに、LOフェデリコ・ルッツァ、FLセバスティアン・ネグリ、CTBルカ・モリーシ、FBトンマーゾ・アランの6人。うちフェラーリ、ルッツァ、モリーシ、アランの4人が2019年大会のナミビア戦に出場している。キャプテンを務めるのは7番のミケーレ・ラマロ。大会初戦ということもあり、ほぼベストに近い布陣を組んできた印象だ。

注目は2022年のワールドラグビーアワードでブレイクスルー・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いたWTBアンジュ・カプオッゾ。177センチ、72キロの痩身ながら相手を一瞬で置き去りにする加速力を誇り、今大会のトライ王候補にも名があがるスピードスターだ。逆サイドのWTBモンタナ・イオアネ(元オーストラリア代表ディグビー・イオアネの甥)も8月の日本戦で3トライを挙げるなど決定力があり、スコッド最多キャッパーのFBアラン(75キャップ)と形成するバックスリーは脅威となる。

ナミビア スターティングメンバー

一方のナミビアはキャプテンのCTBヨハン・デイゼルを筆頭に2015年のワールドカップ出場者が9人、2019年大会出場者は16人と、経験豊富なスコッドで今回のワールドカップに挑む。チームを率いるアリスター・クッツェーHCはかつて南アフリカ代表スプリングボクスのHCを務め、日本の神戸製鋼やキヤノンでも指揮を執った国際ラグビー界の顔。2021年6月にナミビアのHCに就任し、昨年11月のカナダ戦で対北米勢相手の初白星となる43-37の勝利を挙げるなど成果を残している。

今夏のテストシリーズではウルグアイに18-26で敗れるも、チリには28-26で逆転勝利。ワールドカップ出場国では珍しいアマチュア選手も多く名を連ねる布陣だが、これまでの大会でもひたむきかつ献身的なプレーぶりは少なくない賞賛を集めてきた。今回も気迫のこもった印象的なラグビーを見せてくれるはずだ。

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