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ラグビー コラム 2023年8月28日

【ハイライト動画あり】W杯直前テストマッチで明暗。40分間超14人のニュージーランドが南アフリカに大敗

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ここで急きょメンバー入りした静岡BRの新キャプテン、クワッガ・スミスが突進して5本目。ゴール成功で35-0とした。

完封負けの悪夢が迫っていたNZを救ったのは、NZの新鋭SHキャム・ロイガードだ。

後半31分、この日卓越した攻防センスを魅せていた南アCTBカナン・ムーディーが飛び出してしまい、生まれた間隙をSHロイガードが突破。3人を振り切って約60mの独走を決め、終盤にようやく7点を返した。

しかし追撃の得点はなく、規律面から崩れたNZは7-35で完敗。

28点差の敗戦は、オーストラリア代表に敗れた1999年(7-28)、2019年(26-47)の21点差を上回るワースト記録。

NZのイアン・フォスターHCは「南アフリカのプレーは素晴らしかった。彼らは力強いスタートを切り、私たちに多大なプレッシャーをかけた」と現地メディアに語った。

「ワールドカップを目前にして、スクラムとラインアウトを正しく遂行すること、そして規律を維持することの重要性を明確に思い出させてくれました」

前半のディフェンスについては「最初の20分間のディフェンスは優れていたと思います」。一定の評価はしつつも、「多くの良い教訓が得られました」と反省を口にした。

このワースト記録に意味があったとファンを納得させる最大のものは、史上最多4度目のRWC優勝だろう。

今回大敗した南アフリカとは、RWCの準々決勝で対決する可能性もある。ラグビー王国NZは、フランス大会でどのような軌跡を描くのだろうか。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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