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ラグビー コラム 2023年8月24日

「これがワールドカップ前の最後の試合」。本大会の優勝候補同士が激突!注目のニュージーランド×南アフリカ

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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注目はこれまでウイングとして起用されてきたカナン・ムーディーのCTB代表初先発。ロータックルも得意な守備人の側面はあるが、挑戦的な起用と言えるだろう。

南アフリカのリザーブは今回も“ボム・スコッド”と呼ばれるFW6人、BK2人の体制。強力FWが途中出場して巨大な圧力をかける。

中立国のイングランドで、南アフリカと通算105度目の対戦(62勝38敗4分)に臨むオールブラックス。

控えメンバー中心ながら23-20で勝利したオーストラリア戦と比べ、今回はベストメンバーに近い布陣となった。

先発は89キャップのFLケイン主将をはじめ、145キャップのLOホワイトロック、118キャップのSHスミスなど総キャップ数は500超。

その中にあってチャンスを与えられたのが今季FL初先発のルーク・ジェイコブソン。

15キャップ目を獲得するジェイコブソンは、FLケイン主将、神戸S加入が決まっているNO8サヴェアとバックローを形成する。

試合の注目点の一つは、やはり序盤の攻防だ。

南アフリカは前回対戦で序盤にモメンタム(勢い)を作られ、追撃も届かなかった。同じ轍は踏みたくない。

相手に攻撃機会を与える不用意なノータッチのキックは危険だろう。南アフリカは強みであるラインアウトの機会を増やし、自分たちのテンポで戦いたいところだ。

今回はニュージーランドもFW6人、BK2人のリザーブ体制であり、両軍プライドのあるFW戦、スクラムとラインアウトの攻防は大きな見所になる。

両軍は本大会の準々決勝(ベスト8)で再戦する可能性もある。大事なRWC前のテストマッチ。大迫力の激突を堪能したい。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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