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ラグビー コラム 2023年6月12日

【ハイライト動画あり】春の関東王者は桐蔭学園、國學院栃木は手応えをつかむ惜敗。関東高校ラグビー大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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2023年度 第71回関東高等学校ラグビーフットボール大会

【ハイライト動画】Aブロック決勝 桐蔭学園 vs. 國學院栃木

その後、再びピンチを迎えた國學院栃木だったが、粘りのディフェンスを見せた後、CTB福田正武(3年)のラインブレイクで相手陣に攻め込む。そして21分、モールを押し込んで相手ディフェンスを寄せた後、ロングパス2本を通し、右サイドのWTB永沢拓夢(2年)がトライ。CTB西本のゴールも決まり7-7の同点に追いついた。

モールから決勝トライを挙げる桐蔭学園HO川口

そのまま7-7でハーフタイムを迎えた後半、先に得点を挙げたのはFWの圧力で勝る桐蔭学園だった。後半5分、相手陣奥で得たラインアウトからモールを形成、最後はHO(フッカー)川口翔大(3年)が押し込んで14-7とリードした。結果的に、決勝トライを挙げた川口は「PRも井吹(勇吾/3年)と前田が押してくれたおかげ」と仲間を称えた。

その後は「負けましたが、前向きに捉えられる内容だった。2度対戦していたので、分析の下、ディフェンスの練習を積んできた」と吉岡航太郎コーチが話したように、國學院栃木はディフェンス面で崩れず、相手陣でアタックする時間もあったが、マイボールラインアウトがなかなか取れずに得点を挙げることができなかった。

結局、関東新人、春の選抜大会に続いて桐蔭学園が14-7で接戦を制し、4年ぶりに関東大会の王者に輝いた。敗戦した國學院栃木も、過去2戦の大敗から比べれば大きな成長の後を見せて自信を得た試合になった。

敗戦したが大きな成長を見せた國學院栃木

惜しくも負けた國學院栃木の吉岡肇監督は「ワンプレーワンプレーに応援の拍手もあり、全員の一体感があった。桐蔭学園戦は3試合、ラインアウトで喧嘩になっていないところが課題ですね。桐蔭学園がダントツだったので、面白くなってくれればいいな、と。たくましくなった。いい経験になった」と笑顔で振り返った。

キャプテンSH小倉は「関東新人、選抜とも50点差くらいで負けてしまったので、桐蔭学園にチャレンジして、どれだけ差が縮められるかという大会だった。手応えはありました。もう一度、細かいところを修正したい。花園で優勝を目標にしているので、花園で勝てるように頑張りたい」と前を向いた。

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