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ラグビー コラム 2023年5月15日

【ハイライト動画あり】薄氷を踏む勝利で、S東京ベイが初の決勝進出 東京SGは「14人で最高のパフォーマンス」も悔しい敗戦

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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ジャパンラグビー リーグワン2022-23 ディビジョン1

【プレーオフトーナメント 準決勝-2 ハイライト】クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(D1 2位) vs. 東京サンゴリアス(D1 3位)

前半24分、海士に代わって出場したPR紙森陽太がトライして、S東京ベイが7-3と逆転すると、30分、東京SGがトライを返す。CTB中村亮土のジャッカルで反則をさそい、そのPKから松島幸太朗が防御背後の広いスペースにキック。これを追ったWTBテビタ・リーがトライをあげる。アイコンタクトで防御のいないスペースをつくトライだった。前半の東京SGは粘り強くディフェンスしてワンチャンスをものにし、スクラムでは怪我の垣永真之介に代わって今季初先発となった細木康太郎が安定したスクラムを組んだ。14人ということを感じさせない戦いで、前半は東京SGリードで折り返す。

松島幸太朗(東京サンゴリアス)

後半開始早々、S東京ベイのWTB木田晴斗が松島に強烈なタックルを見舞って反則を誘いスタンドを沸かせる。後半7分、フォーリーがPGを決めて10-10の同点。東京SGは後半10分、FW第一列を全員交代させ、SHも齋藤から流大にチェンジ。攻撃をテンポアップさせてS東京ベイにプレッシャーをかける。クルーデンのPGで一歩リードも、直後に自陣から攻撃を仕掛けたとき、松島のキックをS東京ベイHOマルコム・マークスにチャージされ、そのままFWでつながれてトライを奪われる。スコアは、17-13でS東京ベイのリード。

その後も東京SGは攻撃の手を緩めない。後半17分に今季初出場となったCTBサム・ケレビを投入すると、ケレビが強烈なタックルを見舞って観客を沸かせ、パワフルな突進で攻撃の軸となる。しかし、22分、ゴール前のラインアウトでノットストレート。24分には交代出場の尾崎泰雅がインゴールに駆け込むも、TMO(映像判定)でトライキャンセル(一連のプレーでノックオンがあった)。連続して好機を逸する。

防戦一方のS東京ベイもフォーリーのディフェンス背後へのキックでゴールに迫り、交代出場のCTBライアン・クロッティ、NO8ファウルア・マキシの突進の後、フォーリーがトライ。結局、これが決勝点になった。あきらめずに攻め続ける東京SGと、懸命にしのぐS東京ベイの攻防でスタジアムは興奮のるつぼとなる。試合時間80分を告げるホーンが鳴ったあとも、東京SGはボールをつなぎ続け、「試合に出たら勝利に貢献したかった。ぜったいに何かしてやろうと思っていた」という尾崎泰雅がインゴールにボールを押さえる。しかし、これもTMOでトライキャンセル(一連の攻撃でスローフォワードあり)。

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