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ラグビー コラム 2023年5月7日

埼玉パナソニックワイルドナイツ、プレーオフ準決勝を前に東洋大学と練習試合。ジャパンラグビー リーグワン

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ディーンズ監督

ディーンズ監督は「お互いに手の内がわかりきっている。熊谷で試合をしたときにはタイトになった。プレーオフでもタイトになると思うし、非常に充実したプレーオフになる」と言えば、坂手主将も「僕らに対してどうアタックしてくるかわからないところがある。型にはめずにオープンマインドで、受けではなく自分たちから仕掛けていきたい」と気を引き締めた。

主力メンバーたちにもイーグルス戦への意気込みを聞いた。

HO堀江

「アタックで自分たちのやってきたことをどれだけ出せるか。ディフェンスにどう対応するか、です」(HO堀江翔太)。

LOデヤハーと東洋大学のLOウーストハイゼン(右)

「前回対戦したときコンテストキックでプレッシャーをかけられて、キッキングゲームで受けてしまったのが苦戦した要因なので、しっかりチャレンジしたい。もう1つは強いボールランナーがたくさんいるので、ディフェンスで立ち向かっていきたい」(LOルート・デヤハー)。

CTBライリー

「もちろん自信を持っている。プレーオフのような試合は自信を持たないと勝てないし、キヤノンとはリーグ戦で厳しい試合になったが、あれから自分たちもより成長しているので、いいパフォーマンスを見せられる」(CTBディラン・ライリー)。

CTBデアリエンデ

「2020年以来のキヤノンとの対戦だが、あのときより、チームとして向上しているので大きなチャレンジとなる。(イーグルスの南アフリカ代表)ジェシー(・クリエル)とは大親友で、ワールドクラスなので対戦するのが楽しみだし、負けたくない。できれば勝利の女神が僕らに微笑んでくれればいいな」(CTBデアリエンデ)。

「僕たちもあのときと違うチームになっている。自分たちにフォーカスすることは変わらない。相手はコントロールできないので、準備のところは自分たちに向けてやっている」(SO松田)。

「すごく勢いあるチームだし、チャレンジしてくると思うので自分たちもチャレンジしたい。リーグ戦でギリギリの試合をしていて(相手は)行けるというイメージでくると思うので、前のような試合にしないようにしたい」(SO山沢)。

最後にディーンズ監督に連覇に対して自信があるかと聞くと、「我々は連覇という表現を使っていなくて、それは過去のこと。この1年、このメンバーで目の前の努力が大事になってくる。だから結果は向こうから歩いてくるものではない。来週の土曜日の夜に結果が出る。目の前の試合、本当に1回切りの大会に主眼を置いて、自分たちのラグビーをすることが大事」と語気を強めた。

今季の同じメンバーで戦えるプレーオフは1回限り。チャレンジャーとして目の前の試合に全力で臨む。きっとその先には今季も優勝カップが待っているはずだ。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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