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ラグビー コラム 2023年5月2日

横浜キヤノンイーグルス、創部初のプレーオフトーナメントに挑む。ジャパンラグビー リーグワン

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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今季から加入したSHデクラーク

今季加入した南アフリカ代表46キャップのSHファフ・デクラークは、「プレーオフになってくると、あらゆる形で緊張が出てしまうもの。1つもミスをしてはいけないと思うとパニックに陥って、かえって多くのミスをしてしまうことがある。だから落ち着くということは本当に大事で、まずは自分自身が冷静にグラウンドに立ち続けたい」。

「また、最大限のフィジカルを発揮し、規律を保つということは、プレーオフを勝ち抜く上で最重要事項。チームの中には、プレーオフで戦う経験が初めての選手も多い。他の選手にも目を配って、もしあがっているチームメイトがいたら落ち着かせる、平常心を取り戻すことも私の役割と思う」と話した。

CTBクリエルは「(プレーオフでは)80分間、一貫したプレーを続けることが何より大事。一瞬でも隙を作ることは許されません。ですから規律は非常に大切。例えばヨーロッパチャンピオンズカップのプレーオフは、非常に接戦になることが多いが、勝つのはいつも規律が素晴らしいチーム」と規律の大切さを強調した。

SO田村は「ここから3週間ラグビーできるのは4チームしかないし、ラグビー選手、クラブとしても幸せなことです。チームとして目標達成しているので、また新しい目標を持てるチャンス。1個勝つか、2個勝つか。どちらにしてもあと2試合なので、準決勝、決勝と考えず、自分たちのものを見せる準備をすればいい試合になる」と自分に言い聞かせるように言った。

初めてトップ4に入り、チームの歴史を刻んだ横浜キヤノンイーグルス。初のプレーオフ準決勝の相手は王者・埼玉パナソニックワイルドナイツ。相手にとって不足はない。84トライ、ディフェンス突破489回のリーグナンバーワンの攻撃力を武器にチャレンジャーとして挑む。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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