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【ハイライト動画あり】2点差決着の大熱戦!3位サンゴリアスと4位イーグルスが直接対決!ジャパンラグビーリーグワンD1第15節
ラグビーレポート by 多羅 正崇「本人(SO田村熙)は、今日は納得のパフォーマンスだったと言わないと思いますが、ペナルティゴールは大事で、そこはしっかり決めてくれました」
「総括は難しいですが、後半は落ち着いてコントロールしてくれました」(サンゴリアス・田中監督)
迎えた後半、イーグルスは開始後から雨の中で21次攻撃。しかしサンゴリアスは日本代表PR垣永真之介がジャッカル成功。迫力満点の攻防を繰り広げる。
後半最初の得点はサンゴリアス。SO田村熙のPG成功でついに同点(6-6)とした。
2分後(後半14分)にイーグルスも反撃。
21番のファフ・デクラークと共に途中出場したシオエリ・ヴァカラヒが、出場直後にいきなりジャッカル。ここからPGを成功させ、イーグルスが9-6と勝ち越した。
松島幸太朗(東京サンゴリアス)
と、ここからサンゴリアスがじわりと攻勢を強める。終盤になってもプレー精度が落ちなかった一人は日本代表FB松島幸太朗だ。
カウンターから連続の突破を披露。この日のボールキャリー14回、6回のDF突破はチーム最多だった。
「(FB松島の)ハイボールの対応、キック、ランの選択は非常に明確でした。ランを選択しても確実にゲインラインを切ってくれました」(サンゴリアス・田中監督)
試合は拮抗が続いた。均衡の様子はこの日の両軍スタッツ(統計数値)にも表れていた。
この日はメーターキャリー(イーグルス「303」。サンゴリアス「288」)をはじめ、キャリー回数(「84回」「85回」)もほぼ同じ。
まったくの同数も多かった。DF突破数(15回)、被ターンオーバー数(12回)、タックル成功率(86.5%)、ペナルティ数(14回)などだ。
違いの一つは「ラインアウト成功率」と「モール勝利」。
ラインアウト成功率が92.9%だったサンゴリアスに対して、イーグルスは84.6%。モール勝利はサンゴリアスの9回に対して、イーグルスは6回だった。
そして「勝負所での反則」も勝負を分ける要因の一つになった。
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