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ラグビー コラム 2023年3月20日

【ハイライト動画あり】接点無双の攻防は劇的幕切れ。 BL東京、フィジカルバトル制してトップ4入りへ前進

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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ジャパンラグビー リーグワン2022-23 ディビジョン1

【第12節ハイライト動画】トヨタヴェルブリッツ vs. 東芝ブレイブルーパス東京

後半の序盤はリーチと姫野のぶつかり合いが観客を沸かせる。続けて2度あったが、2度目はリーチが姫野を押し戻すタックルを見せる。しかし、タックル後にクリアに手を放さなかったとしてペナルティーをとられ、これでトヨタVがPGを決め、12-8となる。スクラムでは優位に立つトヨタVだが、ラインアウトが不安定でチャンスを生かせない。後半12分、BL東京がFW第一列を交代させ、PR三上正貴、HO原田衛、PR小鍛治悠太を投入すると、流れが変わった。直後、SOトム・テイラーがゴールに迫り、ラックサイドをついてLOジェイコブ・ピアスがトライ。松永のゴールも決まって19-8とリードを広げた。

しかし、BL東京もラインアウトでミスを犯すなど波に乗り切れず、トヨタVが25分、デュトイのトライで、19-13とする。その後は両チームが息詰まる攻防を繰り広げ、好プレーとミス、反則が交互に起きるような展開となる。その戦いを観客は固唾をのんで見守った。終盤はトヨタVが猛攻をしかけ、BL東京のゴールに何度も迫った。ついに80分経過のホーンが鳴り、最後のプレーはトヨタVボールのスクラムとなる。

BL東京は8名の交代枠を使い切っていたが、オーデンダールが負傷し、最後は14人でのディフェンスとなった。トヨタVは縦攻撃を繰り返しながらディフェンダーをまん中に集め、最後はファルコンが左タッチライン際にいた交代出場のWTB山口修平にロングパスを送る。逆転するためには、トライ後のゴールも決めて7点を加えなくてはいけない。それを理解していた山口はインゴール中央に回り込もうとした。しかし、BL東京も交代出場のLO梶川喬介らが懸命に戻り、真ん中には行かせなかった。

「無理に走っていれば捕まってボールを置かせてもらえなかったと思います。東芝(BL東京)の執念を見ました」と山口修平。いわゆる「入れごろ外しごろ」の左中間からのゴールはファルコンに託されたが、ボールはわずかに左に外れた。最終スコアは、19-18。わずか1点差でBL東京が逃げ切る劇的幕切れとなった。

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