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ラグビー コラム 2023年3月12日

【ハイライト動画あり】課題を修正したリコーブラックラムズ東京、コベルコ神戸スティーラーズに勝って3連勝。ジャパンラグビー リーグワン第11節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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残り10分を切ったがスティーラーズはあきらめず、32分にモールからHO酒木凜平が抜け出してトライ。さらに相手が反則を繰り返し、シンビンとなり数的優位に立った37分にも再び酒木がモールからトライを挙げて追い上げる。

しかし、スティーラーズの反撃もここまで。終了間際の41分、ブラックラムズは途中出場のSH南昂伸から、今季初出場のWTBロトアヘアアマナキ大洋とわたりダメ押しトライ。ホストのブラックラムズが41-26で勝利し、見事に3連勝を飾った。

マクカランのトライを喜ぶチームメイト

POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)には、持ち前のタックルだけでなく、トライも挙げたブラックラムズのFLマクカランが選出。「タックルにフォーカスして自分の仕事をした。(POMをもらったことは)うれしいですが、チームのパフォーマンスで自分がもらえた。全員が良かった。(自分の出来は)ちょっとタックルミスしたので(10点中)8点くらい」。

3連勝で勝ち点を23に伸ばしたブラックラムズのヒューワットHCは「ハッピーな結果だ。最初の20分は私たちのプラットフォームができていて、フィジカルなディフェンスで、ボールキャリーやブレイクダウンなど、いいペースで試合を運べた。(課題だった)敵陣22mでの遂行力も時間をかけてやってきた」と終始笑顔だった。

ゲームキャプテンを務めたFBマッガーンも「神戸は80分間戦える力を持っているチーム。最近の(神戸との)2試合は同じように戦ったが、最後の方で離された。今日は我々も最後まで戦えた。次に静岡ブルーレヴズ、東芝ブレイブルーパス東京との試合が控え、タフな6連戦を乗り越えるのに良いレッスンになった」と振り返った。

一方、3連敗で勝ち点19のまま、プレーオフ進出がほぼ絶望的となったスティーラーズのホルテンHCは「チャンスに取り切れない。ハーフタイム直後に簡単なトライを許した。最後追い上げたが遅すぎた」と力なく語ったが、「非常に落胆しているが、終盤ファイトした。アタックの精度を上げてやり続けることしかない」と前を向いた。

FL橋本主将も、「簡単にスコアを与えすぎた。一戦一戦しっかり準備して、やるべきことをしっかりやっていくだけ」と声を落とした。

次節から再び、所属カンファレンス同士の対戦となるディビジョン1。リコーブラックラムズ東京は次節もホストゲームで、3月18日(土)に東京都・秩父宮ラグビー場で、静岡ブルーレヴズと対戦する。コベルコ神戸スティーラーズは3試合ぶりにホストの兵庫県・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でNECグリーンロケッツ東葛を迎える。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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