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ラグビー コラム 2023年1月25日

ワラビーズのHCに就任するエディー・ジョーンズ氏、ラグビーワールドカップへの準備と日本代表について語る

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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東京サンゴリアスの練習を見るエディ氏

海外でプレーしているオーストラリアの選手は30キャップ以上か、5シーズン以上スーパーラグビーでプレーしている場合はワラビーズに選ぶことができる。ただし現状、海外でプレーしている選手は3人までというルールがある。このルールをさらに緩和するかどうかなどは現在、議論している最中だという。

ジョーンズ氏は「海外にいるオーストラリア人選手のプレーを見ると、話し合いをしなといけといけないと感じています。何人くらいなら(海外から招集するのが)許されるのか、何人くらい必要なのか。すべては話し合いで決まります」と話すにとどめた。

また、サンゴリアスからも多くの選手を輩出しているラグビー日本代表の現状についてたずねるとジョーンズ氏は「2年間、コロナ禍で日本でのラグビーが中断され、大変な時期を過ごしてきたと思います。国際的なラグビーでのプレーも少なかったので、チームを建て直すことになりました。だからこの12ヶ月は特にハードでした」。

「ですが、ジェイミー(・ジョセフ)と、トニー・ブラウンは日本での実績が抜群です。それにいい選手が揃っています。リーチ(マイケル/東芝ブレイブルーパス東京)や稲垣(啓太/埼玉パナソニックワイルドナイツ)、松島(幸太朗/サンゴリアス)みたいないい選手が今でも健在です」。

「そして、(サンゴリアスの)齋藤(直人)、中野(将伍)のようなスター候補もいる。姫野(和樹/トヨタヴェルブリッツ)や具(智元/コベルコ神戸スティーラーズ)もいますし、いいチームの土台があります。そして、日本はワールドカップのために長い準備を続けていけるというアドバンテージがある。だからこそ、(準々決勝で対戦する可能性のある)私たちも準備を怠らない」と分析した。

2023年ワールドカップはジョーンズ氏にとって、HCとして4度目の挑戦となる。残りは7ヶ月しか残されていないが「多すぎるくらい(笑)。1週間でチームは変えられると思っています」と自信をのぞかせた。

かつて日本代表にワールドカップで24年ぶりの白星をもたらしたジョーンズ氏。「オーストラリアの成功は久しい。24年というサイクルは、いいサイクルかも知れませんね」と話すように、2023年ワールドカップではゴールド&グリーンジャージーを率いて24年ぶりの優勝を目指す。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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