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ラグビー コラム 2023年1月10日

圧巻V2!帝京大学がスクラム足場に決勝最多得点で連覇。早稲田大学を大学選手権決勝で破る

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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帝京の3トライ目(前半27分)はスクラムでペナルティが端緒。敵陣右に侵入し、ラインアウトからの展開でフラットに走り込んだNO8延原秀飛が独走トライを決めた。

帝京は前半31分にも早稲田スクラムをまっすぐ押し切った。早稲田にスクラム・コラプシングの笛。スクラムの優劣はその後も変わらず、帝京の揺るがぬ足場となった。

前半最後のトライも帝京。ハイパントからのこぼれ球を拾った帝京が、電撃的なカウンター。

前日花園を制した東福岡高出身で、弟・とわとの“兄弟V”を狙ったWTB高本とむがフィニッシュ。前半4本目を奪い、28-12で後半へ入った。

前半のペナルティは両軍合計5回(帝京3回、早稲田2回)。規律ある好ゲームは、後半最初に早稲田がPG成功。

早稲田がじわりと13点差(15-28)に詰めたが、始まったのは、帝京怒濤の6連続トライだった。

「序盤は粘れていました」と早稲田の相良昌彦主将は言った。「ただ接点で相手は2枚くらいだったと思いますが、自分たちは3枚、4枚をかけていた。互角にやれているように見えて、結局は互角ではなかったのかなと」

「人数をかけても、粘っていても、ボールを取れる気がしない。ボールキープ力が上から見ていてかなり違うな、と思って見ていました」(早稲田・大田尾監督)

帝京の相馬朋和監督が「我々であるためにすごく重要な要素」と語るコンタクト、フィジカリティで、真紅のジャージーが勝っていく。確実にゲインを切っていく。

後半6分にペナルティから敵陣右に入ると、スクラムでも奮闘するPR上杉太郎がフラットに走り込んで後半1本目。

後半11分には自陣のスクラムプッシュから、アドバンテージをもらった上でSO高本がショートパントを再獲得。大舞台で勝負強さを発揮するSO高本が独走トライで後半2本目。

反撃したい早稲田だが、後半15分にラインアウトでこの日初めてのノットストレート。

再開のスクラムでは、またもペナルティを奪われる痛恨の展開。反撃できず自陣に後退していった。

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