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ラグビー コラム 2023年1月10日

【ハイライト動画あり】東京サンゴリアス、ハードワークを徹底。 14人になっても、横浜イーグルスを破る。

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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東京サンゴリアス vs. 横浜キヤノンイーグルス

優勝候補の一角である東京サントリーサンゴリアス(東京SG)の底力を感じる一戦だった。2023年1月7日(土)、味の素スタジアム(東京都調布市)には、10,138人の観衆が集った。迎え撃つ相手は、かつて東京SGをトップリーグ優勝に導いた沢木敬介監督率いる横浜キヤノンイーグルス(横浜E)。午後2時30分、横浜EのSO田村優のキックオフで注目の一戦は幕を開けた。

先にトライをとったのは横浜Eだった。前半2分、東京SGゴールライン前のPKからSHファフ・デクラークが間髪入れずに速攻を仕掛け、CTBジェシー・クリエルがトライをあげる。強気の南アフリカ代表SHがまずは魅せた先制劇だった。しかし、東京SGも元オールブラックスのSOアーロン・クルーデンのトライですぐに逆転する。その後も緊迫感のある攻防が続き、東京SGのテビタ・タタフと、横浜Eのアマナキ・レレイ・マフィという新旧日本代表NO8が激しくぶつかり合うなど観客を沸かせるプレーが相次いだ。

クルーデンがレッドカードで一発退場になったのは、前半18分のこと。横浜Eが攻め込んだラックで、プレッシャーをかけようとしたクルーデンの肩がデクラークの頭部にヒット。危険な行為でレッドカードが示されたのだ。残る62分間を、東京SGは一人少ない14人で戦うことになる。横浜Eは田村がここで得たPGを決めて、7-8と逆転。しかし、そこまで統率のとれたプレーでディフェンスを崩していた横浜Eは、数的優位に立ったことでややプレーが雑になる。

一方で、東京SGはクルーデンの代わりに中村亮土がSOに入り、14人が動き続けることで苦境を克服していく。27分、30分とクルーデンの代役キッカーとしてSH齋藤直人が2本のPGを決め、13-8とリード。後半に入ると、東京SGは経験豊富なSH流大、SO森谷圭介を投入し、2人がゲームをコントロール。流が激しいボール争奪戦から出てくる難しいボールをテンポよくさばき、後半開始早々、WTB尾崎晟也がトライを決める。スコアは、18-8。「前半で14人になってもパニックにならず、冷静に対処した選手たちに成長を感じました」(田中澄憲監督)。

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