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ラグビー コラム 2023年1月6日

運命の刻。大学王者が決まる最終決戦「帝京大学×早稲田大学」。第59回全国ラグビー選手権大会決勝プレビュー

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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檜舞台に出場する早稲田メンバーが発表されている。

早稲田大学スターティングメンバー

京産大戦からは23人で1箇所を変更。リザーブだったPR井元正大が定位置の1番に戻り、一世一代のスクラム戦に臨む。

注目点の一つはエリア合戦だろう。

帝京こそ自陣でプレーさせたくないチームの筆頭だ。破壊的なスクラムがあり、ペナルティを取られたら即座にPGによる失点もある。HO江良、FL青木恵斗などフィジカル自慢のランナーも多数いる。

早稲田もSO伊藤大スケ(示に右)や、CTB吉村紘、FB小泉怜史ら好キッカーを揃えており、キックゲームを有利に進めて敵陣でプレーしたい。

FL相良主将が「この1年間磨いてきた」と語った、自陣からでも隙あらば積極攻撃するアタックマインドも注目したい。準決勝では効果てきめんだった攻撃的なマインドがファイナルでも見られるか。

一方、帝京のCTB松山主将は、学生最後の大一番、選手権ファイナルでの心構えについてこう答えた。

「自分たちのラグビーをやることです。フィジカル、セットプレーで相手にプレッシャーをかけることだと思います」(帝京・CTB松山主将)

どんなチームであれ、ラグビーの根本である衝突局面からは絶対に逃れられない。そこで、自分たちの強みを正面からぶつける。

昨季王者が問答無用のフィジカリティ、セットプレーで圧倒するのか。

それとも底知れぬ策士、早稲田の『荒ぶる』への情熱が勝るのか。

舞台は国立競技場。鉄笛は13時15分に鳴り響き、いよいよ運命の針が動き出す。

文:多羅正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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