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ラグビー コラム 2022年12月31日

強い同志社大学ラグビー部の復活へ、今季の収穫と露呈した課題

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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前半終了時点で40点差をつけられた昨年とは異なり、序盤は粘り強いディフェンスで耐え凌ぐ。接点で圧力を受けたが、敵陣で好機をつくる場面もあり、0-19で試合を折り返した。「3トライ以内で抑えられて、まだ後半に望みをつなげられた」(LO馬渡仁之祐)。だが、後半2分に痛恨のトライを許すと、防御網にほころびが生じ始める。

帝京大学に完封負け

天理大戦では5トライを挙げたドライビングモールも通用せず、攻撃の手段を失った。「関西で通用していたセットプレーが、こっち(秩父宮)ではあまりよくなかった」(CTB/センター西村海音副将)。特に1人あたり約12キロの差があったスクラムで主導権を握られ、失点につながるシーンが多発。強豪校が武器とするセットピースを今後どのように安定させていくか。秩父宮に1つの宿題を残し、準々決勝で姿を消した。

この試合をもって、梁本組は無念の幕引きとなった。「ゲームが終わった後の3回生以下の顔を、僕は絶対に忘れさせない。ここで感じたことをグラウンドで表現できるかを問い続けていきたい」(宮本監督)。今季得た収穫と露呈した課題を胸に、後輩たちが新たな歴史の1ページをつくっていく。先代たちが築きあげた強い同志社の復活へ。味わった悔しさを力に変え、再び険しい道のりを駆け上がる。

文:勝部健人/写真:橋本さくら、松井麻衣、林快人、勝部健人、小野理紗(同志社スポーツアトム編集局)

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト Twitter→@atom_doshisha

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