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ラグビー コラム 2022年12月31日

強い同志社大学ラグビー部の復活へ、今季の収穫と露呈した課題

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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まるでドラマのような逆転負けから中1週間。落胆するはずの選手たちは、より結束力を増して前を向いていた。「そこで彼らが諦めず前に進んだことが、このチームの1番成長する鍵になった」(宮本監督)。4年生を中心に、再び立ち上がったチームは、関西王者・京都産業大学と互角に渡り合う。

26-31で惜敗し、自力での選手権出場は消滅したが、「近畿大学さん天理大学さんについて勝てる実力がついてきていると確信している」(宮本監督)と確かな自信をつけた。梁本は「何が起きるかわからない」と足元を見つめ、残り2試合に望みを懸けた。

土壇場の天理大学戦は会心のゲーム

しかし、次の近大戦を完封負けで落とし、第6節終了時点で勝ち点11の5位。他大学の結果によりわずかながら、同志社が選手権出場権を獲得する可能性は残されていた。その条件は3つあった。最終節で、同志社が3トライ差以上をつけて天理大に勝利すること、近大が京産大に7点差以上で敗れること、関学大が7位の摂南大に負けること。可能性は極めて低い。多くの人がそう思いながら、最終節の戦況を見つめた。

そのような状況の中、同志社は下馬評を覆し、47-19で漆黒の壁を撃破。「今年1番のゲームが大一番で出せた」(宮本監督)。同日に行われた試合で関学大と近大がともに敗れ、奇跡の逆転劇で大学選手権の切符を手にした。

◆関西大学リーグ
●15-19 立命館大学
○26-25 関西大学
○25-12 摂南大学
●34-38 関西学院大学
●26-31 京都産業大学
● 0-34 近畿大学
○47-19 天理大学

◆大学選手権
3回戦 ○62-17 福岡工業大学
準々決勝● 0-50 帝京大学

福岡工業大学に勝ち、大学選手権初戦を突破

負ければ即敗退の大学選手権。初戦は福岡工業大学を圧倒し、昨年敗れた帝京大が待つ秩父宮へと駒を進める。2021年12月26日、帝京大に敗れた瞬間から始動した梁本組。「自分たちのやってきたラグビーを正しかったっていうことを証明したかった」(LO/ロック鈴木康生)と勝つための最善を尽くし、再び同じ舞台に帰ってきた。

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