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ラグビー コラム 2022年12月16日

2年目のジャパンラグビーリーグワン開幕 埼玉WK対BL東京は日本代表が勢揃い

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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BL東京のチームスピリットは「猛勇狼士 我ら、接点無双、猛攻猛守の紳士なり。」である。フィールドではボールを持った選手が力強く前に出て、タックルでも相手を押し戻す。接点で圧倒するラグビーだ。一方、埼玉WKは「堅守速攻」が持ち味。埼玉WKの堅守をBL東京が突破できるのかどうか。徳永は「キーポイントはブレイクダウン(ボール争奪局面)」だと言う。激しく圧力をかけ、埼玉WKのディフェンスをブレイクダウン周辺に集めることができれば、外側にスペースができる。どちらが接点の攻防で勝るのか興味深い。

埼玉WKのロビー・ディーンズ監督は「東芝は伝統的にフィジカルで、月曜日(試合の翌日)に身体が痛くなるようなチームです」と、タフな試合になると話した。BL東京のトッド・ブラックアダーヘッドコーチも同じく口をそろえたのが、セットピースのバトル、ディシプリンの大切だ。スクラム、ラインアウトでいかに良いボールを出せるかどうか、反則の数が試合の流れに大きく影響するということだ。

キープレーヤーについては、ブラックアダーHCは9番(小川高廣)、10番(トム・テイラー)、ディーンズ監督は怪我から復帰した松田力也をあげた。チームの頭脳ともいえるポジションの選手だ。もう一人、ディーンズ監督があげたのがダミアン・デアレンデ。「彼は2年前もパナソニックにいましたが、そのあとアイルランドでプレーしていました。日本の方が天気は良いということで日本に帰って来たようです」とジョークを交えて世界的CTBを紹介した。開幕節屈指の好カードは、どこをどう切り取っても見どころ満載の試合なのである。

文:村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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