人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年12月9日

いざ準々決勝へ!流経大(リーグ戦2位)×慶大(対抗戦4位)が激突!大学選手権3回戦

ラグビーレポート by 多羅 正崇
  • Line

バックスでは正確なゲームメイカーであるハーフ団、SH小城大和、SO中楠一期。そしてフィニッシャーでありキックゲーム名手でもあるFB山田響。献身性溢れるフォワードが花形バックスを引き立てる。

一方の流経大はリーグ戦で勝ち癖をつけ、シーズンが深まるにつれ成長を遂げてきた印象だ。

今季リーグ戦の4試合が10点差以内。そのすべてを勝ち切っている。

後半スコアが前半を上回る「終盤力」もあり、唯一負けた東海大学戦では前半を0-26で折り返しながら後半4トライで26得点。敗戦はしたものの、エナジーの持続性を見せた。

気になるのは失点だろう。流経大のリーグ戦1試合平均失点は29.6(慶大は23.9)。シーズン前半は反則の多さも目立った。

昨シーズンは14年振りに選手権出場を逃した流経大。セットプレー、ブレイクダウンでの反則を減らし、2大会ぶり22回目の大舞台で、思う存分攻撃力を発揮したい。

流通経済大学

そんな流経大は2週間前から先発3人を変更。FL越高梁、SO柳田翔吾、FB谷惇平が入った。

柳田は今季初先発だが、下級生から主力であり経験は豊富。アタックの主軸であるCTB土居大吾キャプテン、WTB永山大地らとは流経大柏高からの同期だ。

焦点のひとつはブレイクダウンだろう。

慶大が早大戦で見せたブレイクダウンワークは強烈だった。慶大としてはブレイクダウンの強みを発揮し、ボールを大きく動かす流経大のラグビーを封じたい。

かたや流経大は持ち前のフィジカル、接点で圧倒したい。

慶大を苦しめた帝京大、明大はいずれも強烈なフィジカルが大きな武器だ。流経大は1対1、ゲインラインのバトルで力を見せたい。

準々決勝への切符を手にして、関西王者・京産大へチャレンジするのはどちらか。負ければ終わり。お互いの集大成がぶつかりあう大勝負だ。

文:多羅正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ