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ラグビー 関西大学リーグ2022
【ハイライト】近畿大学 vs. 京都産業大学
次の得点も京産大。ポルテレが敵陣ゴールライン目前で相手のキックをチャージ。そこからチャンスを掴み、ラインアウトモールで前進。フェイズを重ね、少しずつゴールへ近づいていく。最後は堤田が2本目のトライを決めた。試合に出れない悔しさを味わいながらも努力してきた堤田。巡ってきたチャンスをしっかりものにし、4回生の意地を見せた。「トライを決めた後、みんなが駆け寄ってきてくれる姿を見て、本当に今までやってきたことが無駄じゃなかったんだと感じました」と熱い言葉を口にした。
さらに35分、自陣ゴールライン手前での相手ボールラインアウトのピンチ、ここで相手がキャッチしきれなかったボールをヴェアがすかさずキープ。SO(スタンドオフ)西仲隼(法4=近大附属)が右サイドにいたポルテレにパス、そこから脚力とフィジカルで一気にハーフウェイラインまで運ぶと、高井良成(営3=関大北陽)が残り半分を走り切り、インゴールへ。39-13となった。
43分、京産のノット10mバックで自陣深くに入り込まれる。相手ボールのラインアウトモールで押され、ラストワンプレーでトライを決められたが、最終スコア39-18で京産大は2年連続で関西リーグ全勝優勝を果たした。
最終節はケガ人などが多く、大きくメンバー変更をして挑んだ。渡辺の代わりに出場した川口はスクラムの強さを感じさせ、FB(フルバック)北山絢大(営4=東海大仰星)の代わりに先発した辻野隼大(済2=京都成章)もアグレッシブなプレーで、チームを勢いづけた。選手権大会を前に大きな収穫を得た試合だったといえるだろう。
「メンバー外の選手にもしっかり声をかけてチーム全員で勝ちたい。この思いは変わらない」。この1年、背中でチームを牽引し続けてきた福西共同主将はそう語る。
試合の2日前に実践的なアタックディフェンスをする際、Aチームと同じくらいの熱量で取り組んだBチームのメンバーたち。ケガをしていても、自分にできることを必死に取り組む選手たち。寒い日も暑い日もメンバーをサポートする学生スタッフたち。選手たちのことをよく理解し、指導する指導者の方々。神山グラウンドに行くと、福西共同主将の言う「全員で勝つ」チームの姿がそこにあった。
関西1位のプライドを持って今年こそ悲願の日本一へ。最後まで全員で戦い抜きたい。
文/写真:藤田芽生(京産大アスレチック)
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