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ラグビー コラム 2022年11月11日

女子ラグビーワールドカップ 見逃せない頂上決戦は、ニュージーランド対イングランド

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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イングランド代表

一方のイングランドは準々決勝でオーストラリアを41-5、準決勝でカナダを26-19で破った。カナダに対して、モールでトライを奪い、FBエレナ・ローランドの巧みなステップワークからWTBアビー・ドウのトライなど、バランスの良い攻撃でディフェンスを崩していた。20タックルを決めたPRサラ・バーン、パワフルな突進と運動量が光ったFLマーリー・パッカーなど好選手が並ぶ。パッカーは2008年から代表で活躍しており、2014年のRWC優勝メンバーでもある。同じく2014年メンバーの一人、CTBエミリー・スカーラットはここまで大会最多の38得点をあげている。こちらも、男子のイングランド代表と同じようにフィジカルの強さでディフェンスを崩してくる。

販売されたチケットは完売。4万人以上の観客が席を埋める。両者の戦いはこれが30回目。ニュージーランドが18勝11敗で勝ち越すが、イングランドは現在テストマッチ30連勝中である。両者の実力は拮抗。些細なミスが勝敗を分けるような緊迫感ある戦いになる。地元で負けられないニュージーランドの選手たちには想像を絶するプレッシャーがかかるだろう。それに打ち勝って連覇を達成するのか。あるいはイングランドが2014年以来の優勝を飾るのか。世界の女子ラグビーの最高峰の戦いだ。見逃す手はないだろう。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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