人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年10月21日

天理大の4連勝か。摂南大の今季初勝利か。関西大学Aリーグ第4節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
  • Line

一方、地元での対決に備える天理大。

今季は開幕節で関西大に63-10で完勝。第2節で立命大に36-13、そして第3節で関西学院大を29-0で完封した。

第3節終了時の23失点はAリーグ最少だ。連携面はこれから精度を高めていく段階だろうが、強力なセットプレー、豊富なスキルを活かした展開力に加え、ディフェンスでも地力を見せている。

その天理大の登録メンバーでは、前節から先発を4人変更(FW1人、BK3人)。

右プロップに秋田工業出身のPR奈良真弥(3年)が入り、BKではここまでリザーブだった田中心大(2年)が今季初10番。WTB豊田祐樹(3年)、FB荒川浩二郎(4年)も先発に入った。

引き続きのスタメンは、広島工業出身のPR宮田 悠暉(3年)、セットプレーのキーマンの一人であるファイターのHO谷口永遠(4年)。

バックローは強烈。台湾出身で大学屈指のハードワーカーであるFL鄭兆毅(3年)、そしてFL照井悠一郎キャプテン、スピードとパワーを兼備するNO8パトリック・ヴァカタ(2年)。

マナセ・ハビリ(天理大学)

バックスでは高知中央高出身で、前節のウイングから移動したCTBマナセ・ハビリ(3年)はやはり注目。力強い足腰からの突破を期待したい。

摂南大はセットプレーで奮闘し、ディフェンスでは80分間コネクションを崩さず今季スローガンの「ALL OUT」(オールアウト)を体現したい。中盤エリアでペナルティを与えれば、春時点ですでに力強かった天理大のモールが炸裂する。しっかりと規律も保ちたい。

天理大はセットプレーの勝負では負けられない。安定したラインアウト、スクラムを維持できれば多彩なアタック、迫力のある突破役たちが躍動する。

日本一も見据える天理大の4連勝か。それとも摂南大が今季初勝利を手にするのか。日曜日の11時45分にキックオフする対決に注目したい。

文: 多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ