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ラグビー コラム 2022年10月9日

【ハイライト動画あり】開催国ニュージーランド「ブラックファーンズ」、3万5000人の観客の前で開幕戦を逆転勝利。ラグビーワールドカップ(女子)

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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女子ラグビーワールドカップ2021 ニュージーランド大会

【ハイライト】プールA オーストラリア vs. ニュージーランド

後半に底力を見せたニュージーランド

FLルアヘイ・デマンド主将は「オーストラリア代表には、最初から本当に苦しめられました。チームの前半の締めくくり方と、試合の終わらせ方を誇りに思います。交代選手の動きもよかった」と語った。

この試合のプレイヤーオブザマッチに選出されたWTBツイは、「(前半0-17とリードされて)私は何度もこのような状況に陥ったことがあります。オージーとのライバル関係には、いつも筋書きのないドラマがあります。彼女たちのおかげで私たちのラグビーが成長してきた」と相手を称えた。

一方、初勝利のチャンスを逃したオーストラリアのジェイ・トレゴニングHCは「後半、ブラックファーンズは明らかに格の違いを見せつけた。私たちは攻撃のブレイクダウンの精度が足りず、相手にチャンスを与えてしまった。前半は、自分たちのプレーを見せられたが、一貫性に関しては、同じことの繰り返しだ。後半はブレイクダウンで正確さを欠き、規律を欠いたことで、相手にプレッシャーを与えることができませんでした」と悔やんだ。

キャプテンのFLペリーも、「前半の30分間は非常に良いスタートを切ることができたが、相手に逆転されてしまった。ポジティブなこともあったが、ネガティブなこともあったので、次までに改善したい。私たちはもっとプランを忠実に遂行し、ボールに対して忍耐強くならないといけない。ラックでボールを確保してポゼッションを獲得できるようにすることが非常に重要です」と反省を口にした。

勝ち点5を獲得しプールAで首位に立ったニュージーランド代表は、10月16日(日)にオークランド・ワイタケレスタジアムでウェールズ代表と相まみえる。善戦しながらも勝ちを獲得できなかったオーストラリア代表は、10月15日(土)にワンガレイ・ノースランドイベントセンターで、スコットランド代表と対戦する。

【10月8日(土)9日(日)予選プールの結果】※( )は勝ち点

◆プールA
○ニュージーランド(5)41-17 オーストラリア(0)●
●スコットランド(1)15-18 ウェールズ(4)○

◆プールB
●アメリカ(0)10-22 イタリア(5)○
○日本(0)5-41 カナダ(5)

◆プールC
●南アフリカ(0)5-40 フランス(5)○
●フィジー(0)19-84 イングランド(5)○

文:斉藤健二/写真:WORLD RUGBY/Getty Images

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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