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ラグビー コラム 2022年10月9日

【ハイライト動画あり】開催国ニュージーランド「ブラックファーンズ」、3万5000人の観客の前で開幕戦を逆転勝利。ラグビーワールドカップ(女子)

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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序盤はオーストラリアのペース

先手を取ったのはワラルーズだった。前半13分、SO(スタンドオフ)アラベラ・マッケンジーのクイックタップから、右サイドにWTBビエンヌ・テリタが抜け出して隅にトライ。コンバージョンは決まらなかったものの、オーストラリアが5点を先制した。

その後もオーストラリア代表の攻勢が続き、16分に7人制から転向したWTBイヴァニア・ウォンが、相手のパスミスを拾って60mの快走を見せトライ。28分には再びWTBテリタがトライを決め、前半30分でワラルーズはブラックファーンズに17-0と大きくリードした。

だが、3トライを取られたものの王者ブラックファーンズはこのまま終わらない。31分にLO(ロック)ジョアナ・ナン=ウーが力強いランを見せトライ。36分には、WTBウッドマンが突破。そのままトライを挙げて、12-17と5点差に迫って前半を終えた。

後半に入ると流れは一気にオームのブラックファーンズの方向へ傾く。後半7分、ニュージーランド代表は相手のディフェンスを交わしてパスをつなぎ、最後はWTBウッドマンが抑えて、ついに17-17と同点に追いつく。さらに、13分、オーストラリア代表はキャプテンFLペリー、WTBウォンと二人にイエローカードが出てしまう。

16分、数的有利となったブラックファーンズは途中出場のPRアウヒナ・タンゲン ワイノフのトライで逆転に成功すると、21分にはWTBウッドマンがハットトリックとなるトライで31-17と突き放す。さらに28分、34分にWTBツイが畳み掛けるようにトライを決めて、結局、ニュージーランド代表が41-17で勝利し、3トライ差のボーナスポイントも獲得した。

前半大量リードを許しながらも逆転で初戦を制したニュージーランド代表ウェイン・スミスHC(ヘッドコーチ)は「多くの選手にとって、ワールドカップは初めてで、圧倒されたと思う。前半は、それを反映してか、個々人の準備の仕方にも不安があったし、ベストな状態ではなかったように思う。でも、ハーフタイムはとてもいい雰囲気で、落ち着いて、自分たちのゲームを展開することができた」と笑顔を見せた。

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