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ラグビー コラム 2022年5月1日

【ハイライト動画あり】トヨタヴェルブリッツ、プレーオフ進出の可能性を残す。ジャパンラグビー リーグワン第15節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1

【第15節ハイライト】 ブラックラムズ東京 vs. トヨタヴェルブリッツ

トライを挙げるブラックラムズ東京WTB栗原

ブラックラムズ東京は17分と試合終了間際にCTB池田悠希、WTB栗原由太がトライを挙げたが、終盤もトヨタヴェルブリッツは、SH福田健太、WTB岡田、LOトゥイプロトゥがトライを重ねて、終わって見れば10トライを挙げて64-17と快勝した。

トライを挙げるLO秋山 POMにも選出

トヨタヴェルブリッツは、3トライ差のボーナスポイントも合わせ、勝ち点5を挙げた。これで、総勝ち点を46として、暫定ながら30日の時点で4位まで浮上。最終節までプレーオフ進出の可能性を残した。POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)にはトヨタヴェルブリッツのLO秋山が選出された。

トヨタヴェルブリッツのサイモン・クロンHC(ヘッドコーチ)は、「前半の立ち上がりも良かった。ポゼッションもコントロールもよく、ブレイクダウンでも相手より早くできた。アタックからディフェンスへの切り替えも良かったし、ディフェンスでもしっかり相手を倒していた。全体的に良いパフォーマンスだった」と満足げに語った。

攻守に機能していたFL古川は「前半も最初から積極的に相手にアクションをかけていくことができた。(最終節に向けて)自分たちもやってきたことを信じて、自分たち1人1人の役割をやる。そして、その役割1つ1つに価値を持ってチームのためにやる」と語気を強めた。

7連敗となってしまったブラックラムズ東京のピーター・ヒューワットHCは、「タックルミスが多すぎた。前半は正しいエリアでプレーできていたが、トヨタの大きいFWの勢いを止められなかった」と肩を落とした。

ただ、指揮官は「我々は最後まであきらめないでファイトする。(ケガ人が多く)苦しい状況が続いているが、若い選手も成長する機会だし、これを乗り越えればいいチームになっていく」と前を向いた。ベテランLO柳川は「タックルは絶対、修正しないといけない。今までやってきたラグビーを信じて、リコーのラグビーをするしかない」と最終戦を見据えた。

トヨタヴェルリッツは5月7日(土)の最終戦、地元の愛知県・パロマ瑞穂ラグビー場で、すでにプレーオフ進出を決めている首位に立つ東京サントリーサンゴリアスを迎えて、プレーオフへの滑り込みを狙う。

ブラックラムズ東京は7日(土)のリーグ戦最終戦もホストスタジアムの東京・秩父宮ラグビー場で、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪と対戦し、勝利して入替戦回避をうかがう。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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