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ラグビー コラム 2022年3月28日

【ハイライト動画あり】未来を明るく照らす勝利。前に出続けたシャイニングアークス東京ベイ浦安

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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グレイグ・レイドロー(シャイニングアークス東京ベイ浦安)

3月27日(日)、江東区夢の島競技場は気温20度という暖かさ。一気に開花した桜が熱心なラグビーファンを迎えた。ホストのシャイニングアークス東京ベイ浦安(SA浦安)は、ここまで2勝8敗でディビジョン1の最下位。対するブラックラムズ東京(BR東京)は、3勝7敗の8位。ともに浮上のきっかけをつかみたい戦いだった。

ホームのファンを喜ばせたいSA浦安だが、試合直前に攻撃の要であるFBイズラエル・フォラウが負傷で出場を回避する事態となる。代わってFBには、ヘンリー ブラッキンが入り、当初出場の予定がなかったSHグレイグ・レイドローが先発となった。午後2時30分、SA浦安SOオテレ・ブラックがキックオフのボールを蹴り上げる。前節、東京サンゴリアスのスピーディーな攻撃にディフェンスを破られたSA浦安だが、BR東京に対しては立ち上がりから激しく前に出て重量感のあるタックルを次々に決めた。

その先頭に立ったのは、怪我から復調し第2節以来の先発となったNO8リアム・ギルだ。まずはPKから速攻を仕掛けてチャンスを作り、ブラックの先制PGにつなげる。続く5分、SA浦安はCTBトゥクフカトネがディフェンダー2人を弾き飛ばし、CTBシェーン・ゲイツがディフェンスを突破。倒されながらもパスをつなぎ、WTB石井魁がトライをあげた。直後のキックオフからはレイドローがハイパントを蹴り、キャッチしたBR東京SOアイザック・ルーカスにギルがタックル。その後の攻防でもギルがガツガツとボール争奪戦に参加してボールにからみ、BR東京にプレッシャーをかけ続けた。序盤の流れを作ったのは、元オーストラリア代表のギルであり、元スコットランド代表のレイドローだった。

前半13分、勝敗を大きさ左右する出来事が起きる。自陣でボールをつなごうとしたギルに対し、BR東京NO8ブレア・カーワンが猛然とタックルに行ったが、勢いあまって頭部にコンタクトしてしまったのだ。これでカーワンにはレッドカードが出て退場処分。BR東京は以降、一人少ない14人での戦いを余儀なくされた。一方のギルもその後、脳震とうのチェックで、そのまま交代。ギルを失ったのはSA浦安にとって痛かったが、ディフェンスコーチのマット・コーベインからの指示通り前に出続け、PR齊藤剣、中島進護らのFWだけではなく、BK陣もジャッカルでボールを奪うなど、BR東京の掲げる「フィジカルアタッキングラグビー」を封じた。さらにPG、トライを追加し、前半終了間際、BR東京のルーカスに1トライを奪われたものの、18-5と13点リードで前半を終えた。

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