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ラグビー コラム 2022年3月11日

大学王者に10度、帝京大学の名将・岩出雅之監督が退任。新たに相馬朋和監督が就任

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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岩出前監督は10年ほど前から後任を誰にするか考えていたという。その中で数人を候補に考える中で、相馬新監督が指導してきた埼玉ワイルドナイツが最後のトップリーグで優勝し、「区切りとして一番いいのでは」と相馬氏に監督を受け継いでくれるように打診したという。そして昨季、岩出前監督自身「あと2~3年くらいは監督をやるエネルギーがあった」というものの、10年後、20年後の帝京大学ラグビー部を考えて決断した。

相馬新監督は現役中から「指導者になろうと思っていた」といい、埼玉ワイルドナイツでスクラムコーチやヘッドコーチなど務めた。ただ、「現役中から母校で学生とふれあう機会をもたせていただきながら、大学生がラグビーを通して成長する姿を見て、それで得られる自分の喜び、充実感が他のものと比べる代え難いものと感じていた。もちろん、他の道もあったかもしれないが、これが必然だと思っています。私にはこの選択が最善で、これ以上にないものだと思います」と大学の監督になる決意を語った。

色紙には「一生懸命」

相馬新監督が色紙に書いた言葉は「一生懸命」だった。「人より優れたことがあるのであれば、一生懸命頑張ることだけだと思う。まだまだ至らぬ点ばかりだと思いますが、一生懸命、目の前にいる学生と1日1日大切にしながら、目の前の試合で、いいプレーができるように手助けできたらと思っております」。

岩出前監督は「帝京大学スポーツ局」の初代局長となり、ラグビー部だけでなく帝京大学のさまざまな運動部全体を統括する立場となり、帝京大学のスポーツ振興、スポーツブランドの確立・強化、さらにはスポーツを通して社会発展に寄与していくという。

岩出前監督はラグビー部としての肩書きはなくなるが、メンターの1人として相馬新監督の相談に応じていくという。「あまり側にいすぎると(相馬新監督が)気を遣うと思うので、一番いい立ち位置で、いい意味で相談役、いい意味で見守るだけの存在でお付き合いしていければいいなと思います」と話した。

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