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ラグビー コラム 2022年2月27日

【ハイライト動画あり】負けない埼玉ワイルドナイツ、 堅守速攻で東京サンゴリアスを撃破

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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ジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1

【第7節ハイライト】埼玉ワイルドナイツ vs. 東京サンゴリアス

マリカ・コロインベテ

後半のサンゴリアスは無得点。ワイルドナイツは、相手の反則を誘っては松田が3本のPGを決めて、29-17。そして、最後の仕上げは、ディフェンスから切り返すワイルドナイツの真骨頂が発揮された。ハーフウェイライン付近でサンゴリアスがキャッチミスすると、すかさずFLラクラン・ボーシェーが拾い上げて左方向のCTBディラン・ライリーにパス、ボールはWTBマリカ・コロインベテに渡り、オーストラリア代表のトライゲッターでもあるコロインベテが左タッチライン際を「爆走」と書きなくなる走りで大きく前進。最後は右にサポートしていたライリーがトライをあげた。コロインベテの左には山沢もサポートしていた。相手のミスに瞬時に反応して各選手が的確に動くワイルドナイツの強さが表現されたトライで、最終スコアは、34-17。リードされても慌てず、第3節からの連勝を「5」に伸ばした。

「前半20分の内容は良かった」とサンゴリアスのミルトン・ヘイグ監督。中村亮土キャプテンほか各選手からも同じ言葉が発せられた。クイックテンポで戦えたのは20分で、以降はブレイクダウンでも圧力を受けて、テンポの良いボールが出せなかったということだ。前半だけでペナルティーが「10」。苦しんだサンゴリアスとは対照的に、ワイルドナイツのペナルティーは「3」。坂手淳史キャプテンは「前半の最初は反則を連続で犯してトライされましたが、どんな反則を取られているのかレフリーとコミュニケーションをとって修正できました」と、上手くいかない状況に対処できたと淡々と振り返った。

ワイルドナイツは次節(3月5日)、大阪に乗り込んでレッドハリケーンズ大阪と対戦。今季初黒星を喫したサンゴリアスは、2位に後退。3月4日、秩父宮ラグビー場のナイター試合で神戸スティーラーズと対戦する。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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