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【ハイライト動画あり】日本ラグビー新時代の幕開けを飾る激戦!リーグ開幕試合「神戸S×SA浦安」。NTTリーグワン2022
ラグビーレポート by 多羅 正崇 0コベルコ神戸スティーラーズ vs. シャイニングアークス東京ベイ浦安
記念すべきリーグ初戦は、1本のコンバージョンキックが勝敗を分けた。
2022年1月8日(土)、兵庫・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場は、ホストチームであるコベルコ神戸スティーラーズ(神戸S)のチームカラー「赤」に染まっていた。
スタジアム外ではチームグッズ販売をする赤いテントに長蛇の列。神戸グルメを楽しめる「神戸マルシェコーナー」やラグビー体験コーナーは盛況だった。
この日神戸Sは来場者全員に「開幕戦記念Tシャツ」をプレゼント。多くのファンが防寒具の上から赤い記念Tシャツを着ていたため、会場内の観客席は赤く染まった。
試合開始10分前にはサプライズもあり、大型ビジョンに地元・神戸市出身の有名アスリートが登場。
東京オリンピック2020で史上初の兄妹同日金メダルに輝いた柔道の阿部一二三、妹・阿部詩が映り、「NTTリーグワン2022開幕おめでとうございます」と挨拶してファンを驚かせた。
阿部兄妹は「コベルコ神戸スティーラーズが栄光を掴み取れるよう応援しています」「頑張れ!コベルコ神戸スティーラーズ!」と地元のラグビーチームに声援を届けた。
リチャード・バックマン
ホストゲームの熱気を後押しにして、神戸Sは前半3分、記念碑となるリーグ最初のトライを決める。
この日献身的に動き続けたLO(ロック)JD・シカリングの突破から敵陣に入ると、SO(スタンドオフ)アーロン・クルーデンが、CTB(センター)リチャード・バックマンの突破を演出。ゴール下に押さえ、CTBバックマンがリーグ最初の得点者となった。
SA浦安も前半12分にキックカウンターからチーム初トライ。
今季新加入の大物3人、SOオテレ・ブラックからFL(フランカー)ジェームス・ムーア、最後は内側をフォローしていたFBイズラエル・フォラウに繋がり、左中間に片手トライ。戦力補強が奏功するトライが生まれ、7-7としてスコアを振り出しに。
この日の神戸Sのスクラム、ラインアウトは、SA浦安のプレッシャーもあって劣勢気味。SA浦安がスクラム、ラインアウトの成功率が100%だったのに対し、神戸Sはラインアウトが13本中11本成功、スクラムは3本中2回の成功でターンオーバーも許した。
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