人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年1月11日

【ハイライト動画あり】日本ラグビー新時代の幕開けを飾る激戦!リーグ開幕試合「神戸S×SA浦安」。NTTリーグワン2022

ラグビーレポート by 多羅 正崇
  • Line

ジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1

【第1節ハイライト】コベルコ神戸スティーラーズ vs. シャイニングアークス東京ベイ浦安

俊足アタッキングハーフのトライで、スコアはついに1点差(23-24)に。

運命は左タッチラインから15m、22mライン付近に立った元ニュージーランド代表50キャップの名手、クルーデンに託された。

無人のように静まり返ったスタジアム。放たれたキックは、Hポールを反れた。クルーデンはこの日が33歳の誕生日だったが、チームと自身の記念日を勝利で飾ることはできなかった。

勝利したSA浦安は歓喜。2011年度以来、約10年ぶりのリーグ戦での神戸S戦勝利だった。試合後に2014年から5季ヘッドコーチを務めたロブ・ペニー監督は、快挙について訊ねられ表情を綻ばせた。

「この上ない喜びです。記憶の限りでは神戸さん(コベルコ神戸スティーラーズ)に勝利したことは初めてです。そうしたクオリティの高いチームに勝利でき、嬉しい限りです。我々が勝ったということはリーグワンのディビジョン1が、競争率の高いリーグであることを物語っていると思います」

ホストでの開幕戦を勝利で飾ることができなかった神戸S。ディロンHCは「本当に残念」と吐露した。

「勝つチャンスがありながら勝ちきれなかったことは残念です。試合の中でいくつかの大事な瞬間がありましたが、そこで求めている良い結果に繋げられませんでした。それが勝敗に繋がったと思います」

「ただ選手に対しては誇りに思います。最後、キックが決まれば勝ちか負けか、というところまで持っていってくれました。チームとしての一体感がなかったわけではありません。次に向けてしっかり修正をしていきたいと思います」

神戸Sは次戦、開幕戦白星の横浜キヤノンイーグルスと対戦。舞台は1月15日(土)、2019年W杯日本大会の会場だった神奈川・日産スタジアムだ。

勝利したSA浦安は次戦に「東京ベイ・ダービー」が待つ。リーグ開幕戦のキャンセルで初陣となるクボタスピアーズ船橋・東京ベイと、同じく1月15日、東京・秩父宮ラグビー場で激突する。

SA浦安のペニー監督が試合後、NTTリーグワン2022について力強く語っていた。

「世界中のファンが注目するグローバルな大会になると思います」

開幕試合にふさわしい熱闘で、ついに日本ラグビーの新時代が始まった。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ