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ラグビー コラム 2021年10月1日

ラグビー日本代表、NDSから代表昇格を目指す若き才能たち

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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「ニュージーランドに戻ってアカデミーとか、クラブチームとか入って、プロまで行くのが難しいと思っていた。日本にいれば、東芝に入れるチャンスがあったのが(日本でプレーを選んだ)一番の理由です。東芝に入ったのはリーチさん(の存在)が大きかった。その時、日本のためにプレーをしたいと思いました」。

東芝に入ってからすでに体重は8kg増えて122kgとなり、身長は1cm増えて202cmになった。ディアンズは「まず、自分の身体を世界で戦えるように大きく強くなっていった。ちょっとずつ(手応えを)つかめていると思います。今回の合宿に参加してツアーに行けるように頑張っていきたい」と話した。

日本人選手とは日本語で、外国出身選手とは英語でコミュニケーションを取っている。憧れの選手は神戸製鋼でもプレーしたオールブラックスのLOブロディー・レタリックだ。

「2011年、2015年のワールドカップのニュージーランド代表のLOを見て格好いいなと思い、中学、高校のときから世界で一番のLOになりたいと思っています。ラインアウトだったり、フィジカル、タックルだったり、負けないようにできるだけアピールしたい」と腕を撫した。

2019年ワールドカップで日本代表の主力として戦い、今も中軸の1人であるCTB中村亮土も、もともとはNDSのメンバーとして選ばれ、少しずつ自分の力をチームに示してワールドカップの出場をつかんだ。

2023年まであと2年ある。5人のNDSの選手たちは、まず合宿でジョセフHCらコーチ陣にアピールして日本代表スコッドに昇格し、欧州ツアーに参加したいところだ。

文:斉藤健仁

◆日本代表 スケジュール

・ 9月29日(水)~10月16日(土)宮崎合宿
・10月16日(土)~10月27日(水)別府合宿

・10月23日(土)日本 vs. オーストラリア(大分)
・11月 6日(土)アイルランド vs. 日本(ダブリン)
・11月13日(土)ポルトガル vs. 日本(リスボン)
・11月20日(土)スコットランド vs. 日本(エディンバラ)

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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