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ラグビー コラム 2021年6月11日

ポスト・トンプソン、福岡堅樹は誰か? 2023年を狙う男たちのトライアル第一弾

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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WTBファンデンヒーファーは、トップリーグ2021でクボタスピアーズのベスト4入りに貢献した。リーグ戦のトヨタ自動車戦で悔しい思いをしたプレースキックについても、その後、しっかり修正し、プレーオフ準々決勝の神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦では決勝PGを決めて見せた。スピード、パワーともにインターナショナルレベルで活躍できる能力を持つが、プレーの不安定さが課題だった。プレースキックを克服したように攻守に安定感あるプレーを披露して、ポスト福岡堅樹に名乗りを上げることができるのか。

もう一つ気になるのがポスト・トンプソンだ。RWC2019で献身的に仕事をしたトンプソン ルークの引退後、その穴を埋めるのは誰か。今回、ジェームス・ムーアとコンビを組むのは、ヴィンピー・ファンデルヴァルトだが、彼はボールを持っての突進、激しいタックルで目立つタイプ。仕事量で期待されるのがリザーブのジャック・コーネルセンだ。パナソニックではNO8として優勝メンバーになったが、日本代表ではLOに挑戦中で、本人は「チームのためにプレーできるところがあれば、なんでもやる」とコメントしている。

まずはライオンズ戦のメンバーを想像しながら見たい試合だが、その先の2023年にフィールドに立っているのは誰なのか。サンウルブズの選手たちも猛アピールするだろう。この日のパフォーマンスだけではなく、伸びそうな選手、イングランド、アルゼンチンと戦える選手、いろんな視点で楽しみたい試合だ。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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