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ラグビー コラム 2021年4月9日

激闘必至!最終節の注目カード 勝ち点、勝敗数も並ぶトヨタ自動車対クボタ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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トヨタ自動車スターティングメンバー

トヨタ自動車も2年目のLO秋山大地がFWの中心になり、同じく2年目のWTB高橋汰地が決定力を見せつけている。新加入のCTBロブ・トンプソン、CTBチャーリー・ローレンスらも力を発揮。トンプソンはボールを持ってゲインした距離でリーグのトップ10に入る。今季加入の目玉選手であるFLマイケル・フーパー(オーストラリア代表)にいたっては、数年前からこのチームにいたかのようなプレーぶりだ。そして、クボタ戦では第4節以来の先発復帰となるNO8キアラン・リード(ニュージーランド代表)が復帰し、フーパーはリザーブに回る。後半に元気なフーパーが登場してブレイクダウンにプレッシャーをかけてくるのは、クボタにとっては脅威だろう。トヨタ自動車も伝統のフィジカルラグビーでは引けを取りたくないはず。ボール争奪戦は凄まじいフィジカルバトルになるだろう。

強力FWと決定力あるBKを揃えた両者の戦いは、セットプレー、ブレイクダウンが互角なら、スペースにどうボールを動かしていくかという、判断、正確なスキル、そして、ディフェンス面の規律が勝敗を分ける。サントリーに敗れた直後、クボタの立川理道キャプテンは「前半はなかなか波に乗れなかったが、後半切り替えて追い上げていけたのは成長の証だし、この敗戦をしっかりと次のトヨタ自動車戦、その先のプレーオフでのプレーにつなげていきたい」と話した。ともに見据えるのはプレーオフでの優勝だが、その戦いを有利にするためにも互いに負けられない試合だ。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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