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ラグビー コラム 2020年11月27日

関西大学Aリーグ4強対決 同志社の黄金BKが王者・天理に挑む 大学選手権出場枠に滑り込むのは、京産か関西学院か

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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変則日程で開催されている関西大学Aリーグが、いよいよ一発勝負の順位決定戦に入る。11月7日に開幕した同リーグは、参加8チームを昨年の順位の奇数と偶数で2つのリーグに分け、それぞれ総当たり戦を行ってきた。最後は同じ順位同士での総合順位決定戦だ。今季は3位までが全国大学選手権の出場権を得る。11月29(日)、京都・宝ヶ池公園球技場では、奇数リーグの1位天理大、偶数リーグ1位同大、奇数リーグ2位関西学大、偶数リーグ2位の京産大がそれぞれ対戦することになった。

関西学院大(11/7)

第1試合で対戦するのは、関西学大と京産大だ。勝ったチームが大学選手権の出場権を得る決戦。先週、天理大を苦しめた関西学大は、183cm、124kgの巨漢PR小寺晴大(4年)を擁するが、その他は小柄な選手が多い。それでも的確なタックルで粘り、規律正しく動き続ける。SO呉嶺太(4年)は正確なキックで地域を獲得。FB奥谷友規(4年)はスピードがあり、ランニングスキルも高い。昨シーズンの大学選手権では準優勝の明大を苦しめており、今年こそ関東の壁を乗り越え、上位進出を狙う。

対する京産大は、いつもなら他チームに脅威を与えるスクラム、モールで相手を圧倒できないでいる。キャプテンの田中利輝(4年)、副キャプテンのNO8城間賢(4年)ら攻守によく働くFW第三列や、突破力あるインサイドCTB家村健太(2年)らの才能を生かすためにも、関西学大に対してスクラム、ラインアウトでは優位に立ちたい。互いに負けられない一戦は、序盤から激しいコンタクト合戦になりそうだ。

第2試合は、すでに大学選手権出場を決めている天理大と同大が対戦する。リーグ優勝をかけての戦いだが、大学選手権の組み合わせでは1位はシードされ、ベスト8からの登場になる。2、3位チームよりも1試合少なく、組み合わせにも恵まれている。なんとしても1位通過したいという思いが強いだろう。

11/7 天理大 vs. 摂南大

リーグ4連覇中の天理大は、摂南大を64-0、近大を50-0と破り、力の差を見せつけたが、3試合目の関西学大戦は苦しんだ。一時は、7-17と10点のリードを奪われ、小松節夫監督も「あと一本トライされたら慌てたかもしれません」と話したほど。それほど、関西学大のディフェンスのプレシャーは厳しかった。ただし、「関東の大学とやる前にプラスの要素だと思います」と苦戦を歓迎した小松監督。最終的な目標は悲願の学生日本一であり、その前に関西の優勝決定戦に気持ちを引き締める。

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