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10月10日(土)11日(日)、関東大学ラグビー対抗戦とリーグ戦の第2節がそれぞれ4試合ずつ行われた。対抗戦は優勝候補の明治大学、早稲田大学、帝京大学の3校が開幕から連勝し、リーグ戦も東海大学、日本大学、流通経済大学と、昨年の上位3校が開幕から連勝を飾った。
対抗戦は昨年3位タイ同士の帝京大学と筑波大学が激突した。筑波大がSO(スタンドオフ)山田雅也を中心に積極的に攻撃し、前半33分には17-14とリードする。しかし、帝京大はFW(フォワード)陣が奮起し、HO(フッカー)江良颯(1年)、LO(ロック)アレクサンダー・マクロビー(2年)のトライなどで、前半を28-17とリードして折り返す。
後半は帝京大がFWだけでなく、接点でも相手を圧倒し失点を許さず、さらに4トライを重ねて54-17で快勝。
2トライを挙げてMOMに選ばれたHO江良(1年)
MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出された帝京大のHO江良は「自分がやるべきことをやった。周りの先輩がサポートしてくれて、伸び伸びプレーできている」と振り返った。また岩出雅之監督は「受けないでしっかり挑戦して臨んだ。厳しい相手のタフさにどれだけ挑戦できるか楽しみだった、成長を感じる試合だった」と話した。
昨年全勝優勝した明治大学は、青山学院大学と対戦した。先制トライを許すも、その後は攻守にわたって終始ペースをつかみ、前半7トライ、後半7トライの猛攻を見せて82-10で快勝。MOMにはハットトリックを達成したFL(フランカー)福田陸人(3年)が選出された。
「チームとしてはゲインラインで勝つということで、僕も自分の得意のボールキャリーで前に出られてよかった。得意のボールキャリーとジャッカルで(今後も)チームに貢献していきたい」(福田)。
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