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後半も早稲田大のペースは変わらず、4トライを重ねて46-7で勝利した。今年、初の試合出場となった、相良南海夫監督の息子・2年生FL相良昌彦は「立教大学には兄(相良隆太/4年)がいて、意識する部分もあったが、そこばっかりにならずに自分らしいプレーができた」と胸を張った。
ラグビー関東大学対抗戦2020
【ハイライト】日本体育大学 vs. 慶應義塾大学
開幕戦でともに黒星スタートとなった慶應義塾大学と日本体育大学が対戦した。昨年は日本体育大が勝利したが、今年は慶應義塾大が相手を圧倒。前半からFL山本凱(3年)、PR(プロップ)大山祥平(4年)、HO原田衛(2年)とFW陣がトライを重ねて、前半を24-0とリードする。
後半もFL山本がハットトリックとなる3つ目のトライを挙げるなど、慶應義塾大学が試合を優位に進め、6トライを重ねて74-0と快勝し、昨年のリベンジを達成した。「1週間、相手よりひたむきに泥臭くというチャレンジャーマインドを持って臨んでいいプレーができた」(キャプテンFL相部開哉/4年)。
◆ラグビー関東大学対抗戦 第2節結果
・帝京大学 54-17 筑波大学 MOM:HO江良颯(帝京1年)
・慶應義塾大学 74-0 日本体育大学 MOM:PR大山祥平(慶應義塾4年)
・明治大学 82-10 青山学院大学 MOM:FL福田陸人(明治3年)
・早稲田大学 46-7 立教大学 MOM:NO8丸尾崇真(早稲田4年)
リーグ戦では唯一、10日(土)に昨年2位の日本大学と、関東学院大学のカードが行われた。雨が降る中の一戦となったが、前半から風上の日本大学がSO饒平名悠斗(2年)のキックで上手く攻めて、WTB(ウィング)ナサニエル・トゥポウ(2年)がハットトリックを達成するなど、5トライを重ねて33-5で折り返す。
後半は風下となった日本大学が強みのスクラム、モールでプレッシャーをかけて3トライを挙げて55-5で快勝した。MOMにも輝いたキャプテンHO藤村琉士(4年)は「スクラムとモールで圧倒できたことと、フィジカルを前面に前に出られたことが勝因だと思います」と声を弾ませた。
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