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ラグビー コラム 2020年6月8日

駐車場リレーでトレーニング!ラグビー 田中史朗×バドミントン 奥原希望 コロナに負けるな!困難突破トーク競技を超えてONE TEAM編(ラグビー日本代表 田中史朗×バドミントン日本代表 奥原希望×ラグビージャーナリスト 村上晃一)

J SPORTSプロデューサーコラム by 杉山友輝(J SPORTSプロデューサー)
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小柄であることの強みとは?

奥原:私は身長が小さいのですが、田中選手は小柄なことを長所だと思っていますか。それとも弱点だと思っていますか。

田中:若い頃はネガティブに捉えていました。それでも成長出来ているなら良いけど、そう思っていることで気持ちが落ちて、パフォーマンスが下がるなら、そんなことは考えない方がいいですよね。小柄でも結果を残しているスポーツ選手は世界にたくさんいますし、「小さくても出来る!」、「大きい選手には負けない!」という負けん気を出してやってきました。逆に、自分が活躍すれば、小柄な子供たちにも夢や希望を与えられると思っています。

村上:奥原選手は体が小さいことをどう感じていましたか。

奥原:私も自分の良さだと思っています。バドミントンはシャトルの下に入って打つので、小さいほうがシャトルの下にもぐりやすいですしね。

田中:バドミントンをやっていて、一番楽しいことと、しんどいことを教えてください。

奥原:ここ数年、大会スケジュールが過密になってきて、年間250日以上は代表のスケジュールが入っていて、家にも日本にもいられないので、代表の活動をすればするほど、日本が好きになりますね。以前にも増して、日本に帰りたいなと思いますし、海外に行っているからこそ、日本の良さが分かりますね。
バドミントンの楽しいところはプレー中です。小柄な分、一発のスマッシュで決めるよりラリーをしながら相手の長所を引き出して、相手が得意とする土俵でやりあっていくとプレッシャーもかけられるので、メンタル面も含めた駆け引きをして勝負するのが好きです。駆け引きがうまくいく時はもちろん、うまくいかない時は次の対策を練りながら頭をつかって試合をする、両方楽しいですね。

田中:すごいですね。僕は相手の嫌がるところを突いて、嫌がったところでトライを取る感じなんですが、相手の土俵に上がって自分を高めて打ち勝つというのは自信がなければできないことですよね。トップアスリートですね。

村上:田中選手にとって、ラグビーは何が一番楽しくて、何が一番苦しいですか。

田中:練習は苦しいですね。この歳になっても練習はすごく大事だと感じています。今までしんどいことをやってきたからこそ、ワールドカップの時も代表に選んでもらえたし、しんどかったからこそ涙も出ましたね。 子供たちにもしんどいことをしないと、上に行くチャンスは少なくなるよと伝えたいです。ラグビーそのものも楽しいですし、子供たちと接することが楽しいです。


「団体戦の時の自分は怖いですね(笑)」

3s

笑顔で話す3人

村上:奥原選手は一人でプレーすることが多いと思いますが、ラグビーのようにチームでプレーすることがうらやましいと思うこともありますか。

奥原:チームプレーは個人では感じられないものがあると思いますが、私は個人競技向きの性格なので、全く思わないです(笑)。

バドミントンも団体戦はありますが、団体戦と言っても、コートに立つのは一人。良くなるのも悪くなるのも自分次第、その責任感を背負って戦う方が好きですね。コートの中ではアスリートとして完璧を目指してしまうので、チームメイトのミスを責めてしまうかもしれないです。団体戦の時の自分は怖いです(笑)。

村上:田中選手はみんなでプレーすることが嫌になることはありますか。

田中:今はないですね。ワンチームですね。ミスしても誰かがカバーすればいいという考え。若い頃はひとりで戦ってるような気持ちになっていたこともありましたが、コーチに「お前がミスをすれば、誰かがサポートしないといけないからミスはしないようにしろ。それがチームとして生きてくる」と言われてから、自分が良いプレーをすれば味方が楽になるし、ミスをすれば味方がしんどくなるというのを意識しながらずっとプレーしてきました。チームプレーは楽しいですね。

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