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ラグビー コラム 2020年5月15日

ラグビー日本選手権史上初の延長サドンデス サントリーサンゴリアス対ヤマハ発動機ジュビロの極上の闘い

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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日本選手権史上初、10分間のサドンデスの延長戦が始まった。先にスコアしたチームが勝者となる。開始3分、連続攻撃を仕掛けていたヤマハのSO清原祥がキックを蹴り込んだ。これがやや中途半端な飛距離になる。自陣22mライン付近でボールをキャッチしたFB松島幸太朗がカウンターアタックを仕掛け、一気にヤマハ陣に入ってボールをつなぐ。ヤマハのボールハンター、FLクワッガ・スミスが倒れたサントリーの選手からボールを奪おうと手をかけた。ターンオーバー成功か。しかし、レフリーの笛が鳴る。タックルで倒した選手からはいったん手を放すというルールに反するペナルティだった。紙一重の判定ながら、サントリーに決勝PGチャンスが巡った。

キッカーは元オーストラリア代表のSOマット・ギタウ。ゴールポストまでの距離は約40m、位置は中央。ボールはまっすぐ伸びていった。そして、ノーサイドの笛が鳴る。試合後、称え合う指揮官のコメントは清々しかった。じっくり、見返してもらいたい一戦だ。


文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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