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ラグビー コラム 2020年4月23日

ラグビーの伝統を感じたいなら、この激闘を見よ。 ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ南半球遠征。 2013年は歴史的勝利、2017年はド迫力のハカに興奮。

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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2017年6月~7月、ライオンズはニュージーランドに遠征した。同年5月10日、ラグビーワールドカップ日本大会の組み合わせ抽選会が京都迎賓館で行われた。日本代表はプールAで、アイルランド、スコットランド、サモア、ロシアと対戦することが決まった。その直後の遠征である。


2017年 ニュージーランド遠征 チーフス vs. ライオンズ


このツアーでのライオンズは、第2戦でブルーズ、第4戦でハイランダーズと、スーパーラグビーのチームに敗れる。第5戦はマオリ・オールブラックスと対戦。先住民族マオリの血を引く選手たちで構成されたチームで、スーパーラグビーの強豪とそん色ない実力だ。LOトム・フランクリンは現在神戸製鋼コベルコスティーラーズ、LOジョー・ウィーラーはサントリーサンゴリアス。東芝ブレイブルーパスでプレーしたNO8リアム・メッサム(チーフス)、日本でも人気のあるSOダミアン・マッケンジー(チーフス)、WTBリーコ・イオアネ(ブルーズ)、WTBネヘ・ミルナースカッダー(ハリケーンズ)らがプレーする。

一方、ライオンズのHB団はSHコーナー・マレー、SOジョナサン・セクストンのアイルランドコンビ。CTBは現在日本のサンウルブズ所属のベン・テオだ。FBリー・ハーフペニー(ウェールズ)の正確なプレースキックが光る。キックオフ直前、マオリ・オールブラックスのド迫力のハカで観客のボールテージは最高潮に達する。ラグビーの伝統、文化を味わうなら、ライオンズのツアーを見るべきだ。


文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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