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第56回全国大学ラグビーフットボール選手権大会はベスト8が出揃い、この日は聖地「花園」にて、関東大学対抗戦2位の早稲田大学と、3回戦で京都産業大学を下し、1999年大会以来のベスト8進出を果たした躍進著しい日本大学が激突。
試合は11年ぶりの大会制覇を狙う早稲田大が、大差をつけて2大会連続の準決勝進出を決めた。
試合が動いたのは前半4分。序盤から得意とする速いラグビーを展開した早稲田大が、敵陣深い位置でのマイボールのスクラムからオープンサイドへ展開すると、最後はCTB(センター)長田智希がトライを決め、先制に成功。
SH齋藤直人のキックも決まり7-0と幸先良いスタートを切る。さらに早稲田は前半13分、自陣ゴール前のスクラムから素早くオープンサイドへと展開。
守備網を突破したFB(フルバック)河瀬諒介からWTB(ウィング)古賀由教へと繋いでトライ。齋藤のキックも決まり14-0とリードを広げる。
一方、日大はスクラムでの圧倒的な優位性を活かして応戦。その後、早稲田大の追加点を許さず試合を進める。
すると、前半35分に敵陣深い位置でのラインアウトからモールを組んで押し込み、NO8(ナンバーエイト)シオネ・ハラシリのトライで得点を挙げると、WTB呉尚俊のキックも決まり7点差とする。
しかし、早稲田はその後、齋藤のPG(ペナルティゴール)で3点を加点すると、前半終了間際には河瀬のトライと齋藤のキックで24-7とリードを広げ、試合巧者ぶりを発揮して後半へと折り返した。
後半に入り、スクラムでも互角の勝負をし始めた早稲田大は、後半7分に長田によるこの日2本目のトライでリードを広げると、後半16分に古賀、後半19にNO8丸尾崇真と続け様にトライを決め、45-7として日大を突き放す。
その後、日大は終盤に1トライ1ゴールを奪って意地を見せるも、早稲田大も2トライを奪って加点し、57-14の快勝でベスト4進出を決めた。
ラグビー全国大学選手権 準々決勝
【ハイライト動画】早稲田大学vs.日本大学
J SPORTS 編集部
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