【ハイライト動画あり】日本大学が京都産業大学に1トライ差で勝利。ラグビー全国大学選手権3回戦

第56回全国大学ラグビーフットボール選手権大会は3回戦に入り、強風の吹いた熊谷での第2試合で、6大会ぶりの選手権出場を果たした日本大学と、大西健監督のラストイヤーとなった7年連続出場の京都産業大学が対戦。

試合が動いたのは開始間もない1分。前半風下に立った京産大はラインアウトから速い展開でバックスへ繋ぎWTB（ウィング）堀田礼恩のトライで先制に成功する。

対する日大は10分にモールで敵陣深い位置へ突進すると、最後はLO（ロック）テビタ・オトがトライを決め、5-5として試合を振り出しに戻す。

さらに日大は18分にNO8シオネ・ハラシリがトライを奪うと、WTB呉尚俊のキックも決まり、12-5とリードを広げる。

一方、京産大は24分、SO（スタンドオフ）山内凌雅が相手のキックを敵陣でブロックすると、こぼれ球を拾ったキャプテンのLO伊藤鐘平が一気にインゴールまで運んでトライ。山内のキックも決まり、12-12とイーブンに戻す。

これに対し、前半風上に立つ日大は31分にCTB（センター）齊藤芳徳のトライで再び優位に立ち、17-12として後半へ折り返した。

後半は一転して蹴り合いの展開となるも、スコアは動かず。FW（フォワード）戦による一進一退の攻防が繰り広げられるなか、両校ともに1トライ1ゴールを加え、日大が24-19とリードした状況で試合終盤を迎える。

その後も試合は蹴り合いの様相を呈するなか、最後はボールをキープし続けた日大が逃げ切り、準々決勝進出を果たした。