南アフリカ「スプリングボクス」のキャプテン、日本へのリベンジを誓う

写真：前日練習を行うスプリングボクス

初の黒人キャプテンとなったことに関しては、コリシ主将は「同じバックグラウンドの人や、南アフリカの他のバックグラウンドを持つ人、まったく違う人生を歩んでいる人、いろんな人がここに一緒に座っていることをとてもうれしく思います」。

「私にとって最も重要だったのは、スプリングボクスの一員になることでした。キャプテンになるなんて夢にも思わなかった」。

「私はここにいることを光栄に思っていますし、だからこそフィールド内外でのハードな仕事と、自分のやり方でできることを示したいのです」とまっすぐ向いて話した。

ワールドカップでは、南アフリカ代表はプールBに入り、9月21日にいきなり3連覇を狙うオールブラックスと対戦する。

日本代表に対して前回大会のリベンジを果たすとともに快勝して、その勢いとともにワールドカップに臨むことができるか。

【南アフリカ代表メンバー】
※（　）は所属とキャップ数

◆先発

1　スティーブン・キツホフ（ストーマーズ、39）
2　マルコム・マークス（NTTコム／ライオンズ、26）
3　フランス・マルハーバ（ストーマーズ、31）
4　エベン・エツベス（ストーマーズ、78）
5　フランコ・モスタート（グロスター［イングランド］、31）
6　シヤ・コリシ（ストーマーズ、42）◎キャプテン
7　ピーター＝シュテフ・デュトイ（ストーマーズ、49）
8　ドウェイン・フェルミューレン（クボタ／ブルズ、48）
9　ファフ・デクラーク（セール・シャークス［イングランド］、24）
10 ハンドレ・ポラード（ブルズ、41）
11 マカゾール・マピンピ（シャークス、7）
12 ダミアン・デアリエンディ（パナソニック／ストーマーズ、39）
13 ルカニョ・アム（シャークス、8）
14 チェスリン・コルビ（トゥールーズ［フランス］、9）
15 ウィリー・ルルー（トヨタ自動車、55）

◆控え

16　ボンギ・ムボナンビ（ストーマーズ、29）
17　テンダイ・ムタワリラ（シャークス、110）
18　トレバー・ニャカネ（ブルズ、40）
19 　RG・スナイマン（Honda／ブルズ、15）
20　フランソワ・ロウ（バーズ［イングランド］、68）
21　ハーシェル・ヤンチース（ストーマーズ、3）
22　フランス・ステイン（モンペリエ［フランス］、60）
23　ジェシー・クリエル（ブルズ、44）

文／写真：斉藤健仁