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ラグビー コラム 2018年10月16日

選手層の厚さ、チームとして意思統一ができているかどうかが問われる トップリーグ第7節の見どころ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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ライオネル・クロニエ

得点記録1位 ライオネル・クロニエ(トヨタ自動車)

日野剛志

トライ記録3位 日野剛志(ヤマハ発動機)

第7節は選手層の厚さ、チームとして意思統一ができているかどうかが問われる。個人記録の争いも注目だ。得点記録は、1位サム・グリーン(豊田自動織機、53点)、ライオネル・クロニエ(トヨタ自動車、53点)、3位ダン・カーター(神戸製鋼、51点)、4位ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタ、50点)、5位山沢拓也(パナソニック、49点)が僅差で争う。トライ記録も、1位レメキ ロマノラヴァ(Honda、8)、2位ヘンリー ジェイミー(トヨタ自動車、7)、3位岡田優輝(トヨタ自動車、6)、日野剛志(ヤマハ発動機、6)、リチャード・バックマン(神戸製鋼、6)とこちらも競っている。レメキとヘンリーが日本代表メンバーでプロテクトされるため、3位の選手たちにチャンスがある。

来年のラグビーワールドカップに向かう強化の中で、今シーズンは短縮日程の上に選手のプロテクトもある特別版だが、その中でチャンスをつかむ選手も出てくるはず。特別なシーズンだからこその面白さを楽しみたい。

第6節を終えての順位表

レッドカンファレンス
1 神戸製鋼コベルコスティーラーズ 5勝 1分 0敗 勝点25
2 トヨタ自動車ヴェルブリッツ 4勝 1分 1敗 勝点22
3 サントリーサンゴリアス 5勝 0分 1敗 勝点21
4 NECグリーンロケッツ 3勝 0分 3敗 勝点14
5 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 2勝 0分 4敗 勝点14
6 豊田自動織機シャトルズ 3勝 0分 3敗 勝点12
7 日野レッドドルフィンズ 1勝 0分 5敗 勝点6
8 宗像サニックスブルース 0勝 0分 6敗 勝点0
ホワイトカンファレンス
1 ヤマハ発動機ジュビロ 5勝 0分 1敗 勝点24
2 パナソニック ワイルドナイツ 5勝 0分 1敗 勝点22
3 リコーブラックラムズ 4勝 0分 2敗 勝点19
4 クボタスピアーズ 4勝 0分 2敗 勝点18
5 東芝ブレイブルーパス 2勝 0分 4敗 勝点12
6 キヤノンイーグルス 2勝 1分 3敗 勝点12
7 Honda HEAT 1勝 1分 4敗 勝点9
8 コカ・コーラレッドスパークス 0勝 0分 6敗 勝点0
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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