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ラグビー コラム 2018年9月14日

大東文化が連覇に挑む、東海、流通経済の巻き返しなるか。ラグビー関東大学リーグ戦のみどころ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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◆中央大学:団結力で上位浮上を目指す

昨年は5位に終わってしまった中央大学。今年の目標は「リーグ戦優勝、大学選手権ベスト4進出」達成を掲げて、スローガンを「C★BLOCK」と掲げた。スローガンのCは中央の頭文字で、いままでやってきた小さなことを積み重ねて、大きな目標を達成するという意味が込められているという。

松田雄監督は、今年はディフェンスからアタックする「ディフェンシブなラグビー」を標榜している。そのキーマンは今年からPRからHOに転向した主将の金子惠一、さらに副将のWTB高橋真太(ともに4年)のリーダー2人だ。FWとBKのまとめ役としてチームをけん引する。

チームをコントロールするのが、昨年、1年生ながら唯一リーグ戦の「ベスト15」に選ばれたSO侭田洋翔(2年)だ。U20日本代表で国際経験も積んだ司令塔がチーム浮沈の鍵を握る。

また、新人でメンバー争いに絡んで来そうなのはWTB竹ノ内建太(國學院栃木出身)、FL/PR茂原隆由(高崎工出身)あたりだろう。部員は少ないが、団結力は他校には負けない。チーム一丸となって上位3位以内を狙いたい。

◆日本大学:伝統の強いFWの復活がカギ

一昨年は1勝もできなかった日本大学だが、昨年は2勝とチームを率いて3年目の中野克己監督の下、着実に強化が進んでいると言えよう。

今年のスローガンは「ヘラクレス軍団復活」を掲げて、日本大学伝統の強いFWを復活させ、前に出るラグビーを目指している。また今年から外国人選手がチームに加わったことで、フィジカルにも長けたチームへと変貌中である。

FWは主将のLO今要(4年)を中心に、FWではルーキーのHOアサエリ・サミソニ、NO8ハラシリ・シオネ(ともに目黒学院出身)、トンガ出身のLOテビタ・オトの3人がおり強力だ。また日本人でもFL板倉正矢(茗渓学園出身)がメンバー争いに絡んで来そうだ。

BKは副将のWTB金志大(4年)を中心に、SH村上陽平、SO齊藤芳徳(ともに2年)のハーフ団、そしてルーキーではSH杉山樹(昌平出身)、CTBフレイザー・クワーク(開志国際出身)らが中軸となろう、。

1990年代に大学選手権ベスト4に入った時のようなFWの強さを見せ、今年のリーグ戦で旋風を巻き起こすことができるか。

◆拓殖大学:強力スクラムとワイドアタックで挑む

昨年は1勝しかできず入替戦に回ってしまった拓殖大学。ただ、今年も「FWで前に出るのがうちの基本」と遠藤隆夫監督が言うように、持ち味のスクラムの強さは健在だ。

今年のスローガンには「Discipline」(規律)と掲げて、伝統のスクラムだけでなく、グラウンドを大きく使ったランニングラグビーで勝利を目指す。

スクラムの中軸は副将のPR山中悠暉(4年)、PR河田和大(3年)らが中心。主将のSO大塚隆史(4年)、SO/FB小野龍輝(2年)がゲームをコントロールし、突破力のあるFLアセリ・マシヴォウ(3年)、CTB大塚晃生(2年)ら決定力のある選手でトライを挙げたい。

新人の中で、春季大会でレギュラーとして出場したのはNO8山本健人(鶴来出身)、そしてオーストラリアからの留学生のCTBマヒナ・クイントンだ。クイントンは中盤の突破役として期待がかかる。

「何とかして大学選手権に出場できれば」と指揮官がいうように、強力なスクラムとワイドアタックを武器に3位以内を狙う。

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