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ラグビー コラム 2018年7月17日

サンウルブズ、最終戦を飾れず。3年目のシーズンは3勝で終える

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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腰の手術によりニュージーランドに帰国したジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)に代わってHC代行を務めたトニー・ブラウン ヘッドコーチは「(エドワード・カークにレッドカードが出たことについては)我々にとって厳しい判断となりました。2週連続でこのような事が起こり、サンウルブズの本来のパフォーマンスが出せなかった事は非常に残念です」と肩を落とした。

ただ、ブラウンHC代行は「我々はサンウルブズの選手たちを誇りに思っています。チームはシーズンが深まるにつれて、高いパフォーマンスを発揮できる集団になっていきました」。

「ラグビー自体の質も上がり、そして世界最高のチームに対して高いレベルで対抗できるようになりました。将来的にはこういったチームを倒し、スーパーラグビーのタイトルを獲得できるチームを目指していきたい」と先を見据えた。

サンウルブズのゲームキャプテンNO8ブリッツは「ちょっとストレスのたまるゲームだった。特にレッドカードが出た後は。だけどサンウルブズの選手はいつでもエキサイティングなゲームをしようと、最後まで前を向いてボールをキープしようとした」。

「レッドカードはちょっと疑問だけれども、それもラグビーだ。今季は過去最高の3勝を挙げることができてチームも成長した」と最終節とシーズンを振り返った。

こうしてサンウルブズは3勝13敗(総勝ち点14)で1月末に始動した長いシーズンを終えた。順位こそ最下位に終わったが、1年目の1勝1分13敗(総勝ち点9)、2年目の2勝13敗(総勝ち点12)よりも上積みしてシーズンを終えたことは大いに評価できよう。

サンウルブズがスーパーラグビーに参入して4年目の来季は、日本で開催されるワールドカップイヤーであり、シーズンは2月に開幕してウインドウマンスがなく、続いていくタフなシーズンになる。

それでもアウェイでの初勝利だけでなく、接戦も制する粘り強さを見せて白星を重ねて、初のプレーオフ進出を目指してほしい!

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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