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GT500でシリーズ3連覇がかかるNo.36 au TOM'S GR Supra
4月に開幕した今シーズンのSUPER GTが、いよいよ最終大会を迎える。戦いの舞台は、栃木・モビリティリゾートもてぎ。一度は延期となった第3戦と、最終戦にあたる第8戦をそれぞれワンデーレースとして実施するため、慌ただしくも濃密なレースウィークを堪能できそうだ。
J SPORTS オンデマンド番組情報
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予選 第3戦 モビリティリゾートもてぎ SUPER GT 2026
配信日時 : 2026年11月7日(土)午前8:55 ~
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ウォームアップ走行 第3戦 モビリティリゾートもてぎ 【限定】SUPER GT 2026
配信日時 : 2026年11月7日(土)午後0:20 ~
J SPORTS オンデマンド番組情報
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決勝 アナザースイッチライブ 第3戦 モビリティリゾートもてぎ 【限定】SUPER GT 2026
配信日時 : 2026年11月7日(土)午後1:00 ~
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決勝 第3戦 モビリティリゾートもてぎ SUPER GT 2026
配信日時 : 2026年11月7日(土)午後1:30 ~
基本的に、土曜日に公式練習と公式予選を、翌日曜日に決勝レースを行なうSUPER GT。今回のレースウィークでは、計2戦を実施するため、スケジュールも変則的なものになった。なお、もともと300kmを予定していたレース距離は、ともに250kmへと変更されている。
まず、11月7日(土)に行なうのは第3戦。中東情勢の影響で延期扱いになったマレーシア大会の代替戦となる。これに先立ち、6日(金)の午前中には1時間半の専有走行(FCYテスト含む)が行なわれ、午後に公式車検を実施する。また、タイヤは専有走行用にマーキングされたドライタイヤ2セットの持ち込みが認められている。なお、細かい話だが、車検を前にした走行セッションのため、通常の”公式練習”ではなく”専有走行”の扱いになるとのことだ。
期間中、予選、レース前のウォームアップ走行、そして決勝レース以外にコース上を走れるのは、金曜日のセッションのみとなる。各チームは限られた時間のなかで初日の第3戦はもとより、開幕戦以来となるノーウェイトでのセッティングも視野に入れて準備を進めねばならず、エンジニアはじめチームスタッフも大忙しだろう。持ち込んだセットの微調整を重ねていくのか、大幅な変更に着手するのか……各チームの動きにも関心が集まる。
第3戦は、これまでの戦いで獲得したポイントに合わせ、サクセスウェイトの積載ルールはハーフウェイト(1ポイント1kgでの換算)が適用される。ドライタイヤの持ち込み本数は3セット。予選を前にマーキングを行ない、セッション中はマーキングした1セットのみ使用可能となる。また、このタイヤで決勝をスタートしなければならない。通常のQ1、Q2で争うノックアウト方式ではなく、計時方式が採用されるのも今大会の変更点だ。GT500クラスは15分間、GT300クラスは20分間でひとりのドライバーが出走する。また、セッション中のタイヤ交換、ドライバー交代は認められていない。アタック中のコースを想像するに、GT500クラスは普段とさほど大きな違いはないだろうが、GT300クラスは組分けもなく、全車両によるアタックとなる。ゆえに、コースインのタイミングをはじめ、前後ライバル車両との駆け引きなど、異なる状況下でポールポジションを争う緊迫のアタックとなりそうだ。なお、午前中の走行は予選セッションのみのため、予選を走らなかったドライバーは決勝直前のウォームアップ走行までステアリングを握る機会がない。当日は、まさに”ぶっつけ本番”でのレースに挑むことになる。
J SPORTS オンデマンド番組情報
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予選 第8戦 モビリティリゾートもてぎ SUPER GT 2026
配信日時 : 2026年11月8日(日)午前9:40 ~
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F-2B戦闘機展示飛行~ウォームアップ走行 第8戦 モビリティリゾートもてぎ 【限定】SUPER GT 2026
配信日時 : 2026年11月8日(日)午後0:00 ~
J SPORTS オンデマンド番組情報
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決勝 アナザースイッチライブ 第8戦 モビリティリゾートもてぎ 【限定】SUPER GT 2026
配信日時 : 2026年11月8日(日)午後1:00 ~
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決勝 第8戦 モビリティリゾートもてぎ 【最終戦】SUPER GT 2026
配信日時 : 2026年11月8日(日)午後1:30 ~
そして、最終日の第8戦は今シーズンの最終戦として8日(日)に実施される。サクセスウェイトは全廃され、開幕戦以来のノーウェイトに。タイヤの運用は第3戦と同じで、予選方式や時間も変わらない。一方、出走ドライバーに関しては制約がない。「もてぎ大会」ではあるが、それぞれ別ラウンドの扱いとなることから、第3戦の予選で出走したドライバーを第8戦でも起用することが可能となる。抜きどころが限られるもてぎは予選グリッドが重要なだけに、第3戦の展開次第で同じドライバーがアタックを務めることがあっても不思議ではない。ちなみに、近年のGT500クラスにおいては、予選セカンドロウ以上のチームが勝利するデータがあるという。決勝レースを前にしたグリッド争いは、ライバルより有利なポジションを手にするために一層ヒートアップすることだろう。
また、両ラウンドとも250kmと距離レースとしては通常より50km短いため、タイヤ無交換の戦略も考えうる。参考までに、もてぎでは2016年にもワンデーレース形式で2戦実施しているが(第3戦オートポリスが熊本地震のために中止となり、その代替戦として開催されている)、このときはヨコハマタイヤを装着するNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rがタイヤ無交換で優勝をさらった。10年前ということもあり諸条件は異なるが、GT300クラスに限らず、マルチメイクタイヤ最終年の最終大会として虚を突く動きを見せるチームが出てくるかもしれない。
J SPORTS 放送情報
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SUPER GT 2026 第3戦 モビリティリゾートもてぎ 予選
放送日時:2026年11月7日(土)午前 8:55 ~ J SPORTS 3
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SUPER GT 2026 第3戦 モビリティリゾートもてぎ 決勝
放送日時:2026年11月7日(土)午後 1:30 ~ J SPORTS 4
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SUPER GT 2026 第8戦 モビリティリゾートもてぎ 予選
放送日時:2026年11月8日(日)午前 9:40 ~ J SPORTS 3
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【最終戦】SUPER GT 2026 第8戦 モビリティリゾートもてぎ 決勝
放送日時:2026年11月8日(日)午後 1:30 ~ J SPORTS 4
どうなる!? タイトル争い
坪井翔と山下健太のコンビとしてシリーズ3連覇がかかるNo.36 au TOM'S GR Supraは、開幕戦岡山を勝利して以来、ランキングトップを快走。全レースでポイントを獲得するという驚異の活躍を見せてきた。一方、これを3ポイント差で追うのが、No.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)。今シーズンから新たに投入されたPRELUDE-GTは、シーズン序盤で思うようなポテンシャルを発揮できず苦しい時期もあったが、そのなかでも100号車はコツコツとポイントを稼いできた。また第3戦延期を機に、およそ3ヶ月のサマーブレイクを活用したホンダ陣営としての”テコ入れ”が結実。第4戦以降は速さ、強さを武器にホンダ系チームが4連勝を果たしており、なかでも100号車が2勝を挙げている。なお、山本と牧野のふたりは2020年のタイトルホルダーだが、このときの舞台となった富士スピードウェイでは、最終周の最終コーナーを立ち上がった先で先頭車両がまさかのガス欠により失速。怒涛の追い上げを見せていた100号車が劇的勝利を収めてタイトルを手にしている。今大会でも逆転チャンピオン獲得を狙い、粘りと攻めの戦いを目指している。ディフェンディングチャンピオンとしてさらにタイトルを上乗せしたい坪井&山下コンビとの一騎打ちは、注目の的となるだろう。
GT300クラスではシーズン2勝を挙げたチームはなく、No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織)がランキングトップに立つ。2020、2022年のクラス王者であるオリベイラは自身3度目の、木村は初タイトルを見据えて臨む大会となる。一方、2番手のNo.7 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVOのザック・オサリバン(梅垣清は第1戦を欠場)は、来シーズンから参戦するフォーミュラEとの兼ね合いで、残念ながら欠場に。結果、No.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)、7号車の梅垣、No.2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/卜部和久)がトップと20ポイント差で追随する。そうしたなか、7号車のチームは、梅垣の相棒として宮田莉朋の起用を発表。2023年にはGT500クラスの王者にもなった実力派ドライバーの電撃参戦は驚きのニュースでもあるが、新コンビで2レースをどう戦うのか話題を集めそうだ。また、65号車のふたりは昨年のチャンピオンとしての底力を武器に意地を見せるだろうし、2号車の堤もこれまであと一歩でタイトル獲得に至っていない悔しい想いを胸に、シーズン最後の戦いに挑むことだろう。
もちろん、他のライバル勢も黙ってはいない。土曜日の第3戦の結果次第で新たなチャンスが生まれ、さらに大逆転の躍進につながる可能性もあるだろう。初優勝や初表彰台を含め、シーズンベストの結果を求めて誰もが渾身のパフォーマンスを見せようと意気込んでいるのだ。秋深まるもてぎを舞台に、筋書きのないドラマがまもなく幕を開ける。
文:島村元子
島村 元子
日本モータースポーツ記者会所属、大阪府出身。モータースポーツとの出会いはオートバイレース。大学在籍中に自動車関係の広告代理店でアルバイトを始め、サンデーレースを取材したのが原点となり次第に活動の場を広げる。現在はSUPER GT、スーパーフォーミュラを中心に、ル・マン24時間レースでも現地取材を行う。
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