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モーター スポーツ コラム 2023年12月27日

“最速男”立川祐路のSUPER GTラストランの日

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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「全てのことに始まりあれば終わりがあるので『(レーシングドライバーを)いつまでもできるものではない』ということは分かっていました。そのタイミングがいつかっていうことなのですが、2022年あたりから自分の進退をかけてやろうと思っていました」

「やっぱり、プロのドライバーとしてやっている以上、やっぱりその成績だとかそういったものに責任も持たないといけないし、昨年含めて成績が残せていない……これはやっぱり自分の責任もあると思います」

「当然、昨年を含めてトラブルが出たり、クルマがうまくまとまらないということもありました。ただ、いろんな理由はあるにせよ……自分の中では、『前の自分だったらそういう状況も自分で何とかすることができたんじゃないか』と。それができないんだったら、もう引退をする、身を引くタイミングかなと……それで引退をすることを決めました」

それ以降は、残されたGT500のレースで「ここまで応援してくれたファンの皆さんに応えられるようなレースがしたい」と、繰り返し感謝の気持ちを伝えていた。第4戦富士以降は、毎戦イベント広場でトークショーを実施したほか、ピットウォークやパドックでも可能な限りファンサービスをしている姿がみられた。

「これだけの多くの方々に支えられ、仲間たちと一緒に戦ってこられました。そして多くのファンや応援してくれる方々に、最後までこうやって『寂しい』と言ってもらえる……そういったドライバー人生が送れたことは、もう幸せです」

第4戦の富士スピードウェイでセレモニーが開催された。

そして、GT500最後のレースとなる第8戦モビリティリゾートもてぎ。予選日の引退セレモニーには、多くのファンが駆けつけたほか、セレモニーの様子はYouTubeでも生中継で配信された。

ホームストレートに設置された特設ステージでのトークセッションを終えると、TGR TEAM SARDの脇阪寿一監督が運転するレクサスのオープンカーで1周パレードランを実施。ピットウォークに参加していたファンをはじめ、コースサイドで待機するマーシャル、さらに各コーナースタンドからも、多くの方々が立川に手を振る姿が見られた。

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