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モーター スポーツ コラム 2023年8月24日

【SUPER GT あの瞬間】立川祐路&石浦宏明(No.38 ZENT CERUMO GR Supra)「周りが自分のためにいろいろやってくれ、レースに向けてやる気が上がった」(立川) | 2023 SUPER GT 第4戦 富士

モータースポーツコラム by 島村 元子
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── スタートから12周目にピットイン。路面状況の変化に合わせ、ドライタイヤに交換しました。その後のクルマの状態は?

立川:実際はそんなに良くもなかったんです。雨が降り出したら降りっぱなしというか、チームとしては“雨方向”で考えていたので。どっちかというとウエットのセットと言うか、雨が強くなる方向で読んでいたんですが、路面が思いの外乾いていって、ドライでのレースが結構長く続く感じになってしまって……。走ってる方としては、苦しいというか、そういう状況でしたね。でも、頑張って前(のクルマ)に付いていけば、後半に向けて天気もわからないし、天候次第でまたチャンスが生まれると思って。少しでもいいポジションというか、前に付いていって、石浦に(バトンを)渡そうという思いで頑張ってましたけどね。

── レース後半、車両火災で赤旗中断になるなど、荒れ模様になりました。その中でどういう走りになりましたか?

石浦:最初はドライタイヤでコースインしたんですが、ピットインでポジションを落としてしまって10番手ぐらいを走ってたのかな? そこからドライでなかなか追い上げるペースが自分にないなっていうのが分かって、かなりツラい状況になるのを覚悟をしてたんですが、赤旗中にかなり雨が強くなって。(再開後は)ウエットタイヤのレースになり、リスタートした後は一時的に自分たちが選んでるタイヤとコンディションがぴったり合っている感覚があって、ペース良く走れたんです。逆に、ウエットになったことで、セットアップ含め、ちょっと流れが来たなっていう感覚はありました。

そこでなんとか追い上げて、順位はどんどん上がっていったんですが、最後は(路面が)ドライアップしてしまうのがわかっていたので、タイヤをどうするのかなと思いながら走ってて。チームと無線でやり取りはしてたんですが、「タイヤは換えずに最後まで行く」っていうのを聞いて。多少タイヤをマネージメントしましたが、もうタイヤがズルズルになって、最後の7、8周はコース上に留まるのもかなり難しくなってくるくらいすごいオーバーステアで。ハンドルを切らなくても勝手にクルマが曲がってしまうくらい乗りにくい状態になったんです。まぁ、その状況では(コース上の)みんなが同じ状況で、“程度の違い”はいろいろあったんですが、なるべく踏ん張ってポジションをキープして、ゴールしようと思いながら最後まで走ったという感じです。

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