人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2023年3月13日

人にもクルマにも過酷なラリー・メキシコ

Mr.フクイのものしり長者 de WRC ! by 福井 敏雄
  • Line

トヨタのオジェは、今シーズンセミリタイアのはずだったのですが3戦中すでに2つ目のエントリーです。オジェがメキシコ出場にこだわる理由があります。ローブが6連勝の記録を持っており一方オジェは3連勝を2回と勝ち数で並んでいます。モンテ優勝回数も昨年まで8勝の同数、今年オジェが優勝して均衡を破りました。ローブとオジェ、フランス人同士の記録争いが底流にあります。

ラリー概要は下記のとおりです。

  SS本数〈内SSS〉   SS km  Liaison km  Total km
L-1 (3/16) 2(2) 2.24 km 138.52 km 140.76 km
L-2 (3/17) 8(2) 128.61 km 256.43 km 385.04 km
L3 (3/18) 9(3) 128.61 km 163.62 km 292.23 km
L4 (3/19) 4(0) 61.37 km 92.52 km 153.89 km
Total 23(7) 320.83 km 651.09 km 971.92 km

<ミニ・ヒストリー>2004年WRC初開催のラリー・メキシコ
2004年WRC第3戦としてメキシコ・ラリーが初開催された。参加台数52、完走26。
全走行距離1040km、SS15本合計394.43km。優勝はマルコ・マーティン(フォード)、2位フランソア・ヂュバル(フォード)、3位カルロス・サインツ(シトロエン)。この他ソルベルグ、ヒルボネン、グロンホルムなどの一流選手が上位を占めた。この年ローブは出場したがトラブルでリタイアしたがその後2006年より6連勝の記録を残した。

文:福井敏雄

福井 敏雄

福井 敏雄

1960年代から欧州トヨタの輸出部員としてブリュッセルに駐在。1968年、トヨタ初参戦となったモンテカルロからラリー活動をサポート。トヨタ・モータースポーツ部のラリー担当部長、TTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)副社長を歴任し、1995年までのトヨタのWRC圧勝劇を実現させた。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ