モータースポーツコラム 2022年11月11日

いよいよ最終戦バーレーン8時間タイトル争いの結末を見逃すな

モータースポーツコラム by 皆越和也

このレースが最後のレースとなるLM GTE Proクラスは、フェラーリとポルシェが2台ずつ、シボレー・コルベットが1台の計5台。今回フェラーリとコルベットには出力制限が課せられた。またポルシェには最終レースということで特別なカラーリングが施されている。GTEマニュファクチャラー選手権ではフェラーリが216点でポルシェが215点とわずか1点差で最終戦を迎える。またドライバー選手権では51号車フェラーリが120点で92号車ポルシェが109点とこちらも接戦。最後のタイトルはどちらの手に？　こちらのバトルにも注目したい。

LM GTE Amクラスは13台。内訳はポルシェが5台、フェラーリが5台、そしてアストンマーティンが3台。ポイントリーダーである33号車TFスポーツのアストンマーティンは123点、98号車ノースウェストAMRのアストンは103点とトップと2位の差は20点があるが、2台は車重も異なることからレース展開によっては逆転があるかもしれない。もちろん星野敏、藤井誠暢らがドライブする777号車D’ステーションのアストンの活躍にも期待したい。

J SPORTSでは、11日午後10:40〜深夜0:30に予選（LIVE配信予定J SPORTSオンデマンド）、12日午後7:30から翌日午前5:00に決勝レースを生中継／LIVE配信予定（J SPORTSオンデマンド）。

文：皆越和也