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モーター スポーツ コラム 2022年9月27日

南半球の華麗なダンス

Mr.フクイのものしり長者 de WRC ! by 福井 敏雄
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ニュージーランドはこのような議論に最も影響を受けたラリーです。オーストラリアと比較され、どちらか一つでいいだろうと言われ続けてきました。組織の弱体化もあって2012年以降WRCシリーズから脱落、2020年に復帰の予定でしたがコロナのため延期となり今年久方ぶりの復帰です。ニュージーランドは面白い記録を持っています。2007年SS350キロ走行後グロンホルムが2位のローブに10分の3秒差で優勝。2011年ヨルダン・ラリーでオジェが10分の2秒差で勝利するまで僅少差ナンバーワン優勝でした。

今回のラリーは金曜日SS6本(3本の2回走行)ロングSSでSS3/6は31.48kmのロングコースで今年のWRCシリーズ最長です。しかもこの日は中間サービスなし。中間サービスは土曜日のみ。チャンピオンシップを激しく争うトヨタはロバンペラ、エバンスに加え今回はオジェを起用。ヒョンデはタナク、ヌーヴィル、ソルベルグ。トヨタはチームから勝田選手が参戦します。フォードはブリーン、グリーンスミス、フルモーの出場です。

ラリー概要は下記のとおりです。

  SS本数   SS km  Liaison km  Total km
L-1 (9/28-30) 7 160.34 km 539.63 km 699.97 km
L-2 (10/1) 6 88.28 km 451.64km 539.92 km
L-3 (10/2) 4 31.18 km 108.90 km 140.08 km
Total 17 279.80 km 1100.17 km 1379.97 km

*今回はWRCカレンダーに関わる昔の話を書いてみました。多少理屈っぽい文章になりました。お詫びします。以上福井敏雄

文:福井敏雄

福井 敏雄

福井 敏雄

1960年代から欧州トヨタの輸出部員としてブリュッセルに駐在。1968年、トヨタ初参戦となったモンテカルロからラリー活動をサポート。トヨタ・モータースポーツ部のラリー担当部長、TTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)副社長を歴任し、1995年までのトヨタのWRC圧勝劇を実現させた。

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